押し目買いと戻り売りのタイミングを掴む方法。コツ、やり方を詳しく解説!

押し目買いと戻り売りってどうやるの!?

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FXで稼いでいくためにはしかるべきタイミングで注文を入れることが大切。

注文のタイミングとして押し目買い戻り売りがありますよね。

名前を聞いたことはあるものの、実際 どのタイミングでエントリーしたら良いのか分からないという方もいるのでは?

この記事では

  • 押し目買い、戻り売りとは何か
  • 押し目買い、戻り売りの手法

を解説します!

押し目買い・戻り売りとは

押し目買い・戻り売りって?

相場用語では株価の下落を「押す」と表現することがあります。

押し目買いとはそこから来ている言葉。
上昇局面で、いっとき下がったタイミングを狙って買いエントリーする手法です。

戻り売りはその反対。
下降局面でいっとき上昇したタイミングを推し量って売りエントリーします。

まりえ

押し目買い・戻り売りは、広い意味では逆張りの手法に該当しますが、トレンドフォローで買い増しをする際などにもよく活用されます。

相場格言「押し目待ちに押し目なし」

この格言の意味は、「強い上昇トレンドに入った場合、押し目を狙ってもなかなかチャンスが来ず、結果的に高値掴みしてしまう」です。

押し目・戻りを狙うときは、トレンドの勢いにも気を付けましょう。

まずはトレンドの判断が必要

3種類のトレンドの種類

押し目買いは上昇トレンド、戻り売りは下降トレンドで使います。

トレンドラインを引く

トレンドを確認するための1番シンプルな方法は「トレンドラインを引く」ことです。

上昇トレンド

ドル円5分足の上昇トレンドチャート

トレンドラインが右上がりになっていることが確認できれば上昇トレンドとなります。
傾きが強いほど、トレンドが強いということですね。

下降トレンド

ドル円5分足の下降トレンドチャート

トレンドラインが右下がりだと下降トレンドです。
トレンドラインの傾きが強ければ、そのぶん勢いが強いということを表しています。

移動平均線を見る

トレンドは移動平均線で見ることもできます。

上昇トレンド

移動平均線を表示させたドル円5分足の上昇トレンドチャート

ローソク足が移動平均線よりも上に表示されているなら、上昇トレンドです。

為替レートはジグザグを繰り返しながら上がっていきます。

移動平均線がサポートの役割をし、ローソクが上に押し上げられている状態は、上昇トレンド継続となります。

ローソク足が移動平均線の下に表示されるようになったら上昇トレンド終了、トレンド転換の見込みがあります。

下降トレンド

移動平均線を表示させたドル円5分足の下降トレンドチャート

ローソク足が移動平均線の下にあるなら、下降トレンドです。
下降トレンドでは、移動平均線がレジスタンスの役割をし、ローソク足を押し戻します。

ローソク足が押し戻されずに移動平均線の上に表示されるようになったら下降トレンド終了、トレンド転換の可能性があります。

押し目買い・戻り売りのトレード手法

では、移動平均線を用いたトレード手法を見ていきましょう!

押し目買い

押し目買いのポイントを表示したチャート

手順1
まずトレンドを確認

上昇トレンドをチェックすることはもちろんですが、トレンドの勢いを見ることも大切です。

トレンドが強すぎると押し目が発生しない可能性があるうえ、短期でトレンドが終了してしまうケースも。
できれば、およそ45℃の角度で推移が望ましいでしょう。

手順2
移動平均線のパラメーターを調節
上のチャートでは5日MAと10日MAにしています。
あなたの使いやすいようにパラーメータを調節してみてくださいね。
手順3
上昇し始めたのを確認
5日MA(オレンジ色)が10日MA(緑色)にタッチまたは交差して、再び上昇し始めたらエントリーします。

移動平均線がタッチしてすぐに買い注文を入れてしまうとダマシに遭う可能性があるので、再び上昇し始めたことをチェックしてからエントリーします。

 

戻り売り

戻り売りのポイントを表示したチャート

戻り売りも押し目買いと手順は同様です。

手順1
下降トレンドの確認
下降トレンドとトレンドの勢いもチェックします。
だいたい45℃程度の角度が戻り売りを入れやすい相場です。
手順2
移動平均線2本(5日、10日)をチャート上に表示します。
パラーメータは、あなた使いやすいように調節しましょう。
手順3
再び下降し始めたらエントリー
ローソク足は移動平均線から離れて下降していきますが、移動平均線に戻ってタッチまたは交差するタイミングを待ちます。

ローソク足が移動平均線に交差した後、再び下降し始めたらエントリーします。

押し目買い・戻り売りを活用してトレンドについていく

押し目買い、戻り売りはトレンドの有無とトレンドの勢いをチェックした上で行うことが大切です。

トレンドライン、移動平均線など、押し目を確認できる方法はいくつかあります。
あなたの使いやすい方法を採用するのがオススメです。

まりえ

押し目買い、戻り売りのタイミングを意識すると、高値掴みを防ぐことができます!

また、トレンドフォロー戦略の中で増し玉を行っていく上で、タイミングを捉えるのにも有効ですよ。

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