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投資のスキルをアップさせるためには常に勉強や研究する必要がありますね。
そんな中、誰にでも手軽にできて有効な勉強方法は本から知識を得ることです✨
でも、中級者に入ると書籍選びがやや難しくなってきませんか?
まりえ
それはよくあることでわたしも長く悩まされたことです。
以前、「アマゾンで買えるFXのおすすめ本を5冊紹介します。」で初心者向けの本を伝えたけれど、今回はFXトレードの中級者向けのオススメ書籍をご紹介します。
初心者さんには少し難しいかもしれませんが、持っておくと必ず役に立つ本ですので一度手にとってみてください。
投資家のための金融マーケット予測ハンドブック
現在は第7版が出ていますが、私はこの本を10年前からずっと愛用しています。
この本は1ページ目からから読む本ではありません。
必要だと思った項目や調べたい事柄を辞書を引くようにして調べる本です。
- 日本の金融政策
- 金融市場
- 経済統計
- 海外各国の金融政策
- 金融市場
- 経済
- 金や原油などの商品市場
- 為替
- インターバンク
- 為替政策
- デリバティブ
印象としては銀行や証券会社に入社した人が金融の基礎知識を得るために持つ本かなー。
巻末の方にテクニカル分析についてもページが割かれていますよ(^_^)
まりえ
これまでの経済指標がほぼすべて表やグラフになって収録
なので、これらをわざわざネットで調べなくて良く、非常に便利です✨
米国の歴代大統領の政権中の経済、インフレ率、失業率や政策金利もすべて表にまとめられていたり、FOMCの政策金利発表の発表内容(発言内容)が99年の分からすべて載っているので、米国のFRBの考え方の推移などが一目で分かるようになっています。
これは、景気循環を調べる上でも有効で、各国の中央銀行がどのような考え方を持っているのかを知ることは知識の土台として非常に役に立ちます。
この本がビギナー向けではないワケは、これが攻略本ではないから
わたしを含め、ある程度FXで投資をした人は、攻略本ではあまり稼げないという経験があるはず。
そこで一歩踏み込んで難しい本を読んでみるとそれは海外投資家の翻訳本で翻訳のせいか頭に入ってこなかったり、分厚いだけで内容が薄いものだったりします。
わたしたち中級者が欲しいのは一歩踏み込んだ情報であり、現実的で具体的な内容です。
そのあたりをカバーしてくれるのがこの本で、まず、日本人が書いているので内容は難しいですが非常に読みやすいです。
現実のマーケットのことが詳細に分かりやすく書かれ、具体的な内容に終始
特に、ニュースで目にする単語、新聞でよく書かれているような言葉が実際にどのようなものなのかがかなり詳しく説明されていますのでこれまでなんとなくスルーしていた内容が分かるようになります。
全部読むのは内容が難しいのでページをめくりながら気になる見出しの項目だけでも読んでみるとかなり役に立ちます。
インターバンク市場のことや提示される為替レートの仕組みなど、FXをなんとなくやってきたけどその理論を知らなかったという場合や用語について深堀して調べたりすることができるのでかなり面白いですよー!
さらに、円キャリの流行からサブプライムショックまでの流れも分かりやすく簡単に説明されていますので、近年の金融の歴史の流れを見る本としても面白いです。
テクニカル分析については別途補足資料を
金融マーケット予測ハンドブックには巻末にテクニカル分析の説明も載っています。
これも、具体的で分かりやすい言葉でまとめられているので非常に役に立ちます!
わたしもテクニカル分析の教科書を見て分からない時はこちらの解説を見てやっと理解する、ということが良くあります。
でも、テクニカル分析にはあまりページが割かれていないので、別途何か用意した方がよいでしょう◎。
テクニカル分析を知りたいならコレを選べば間違いなし!
以下の2冊をオススメします。
どちらも辞書的な本ですが、日本テクニカル分析大全は本格的にテクニカルを勉強するなら持っておきたい1冊です。
テクニカル分析のすべてが収録されており、この本が1冊あれば大抵のことは書かれています。
先物市場のテクニカル分析は、テクニカル分析大全をややリアルで実践的に落とし込んだモノに仕上がっています。
タイトルには「先物市場の」とありますが、普通にテクニカル分析の本です。
やや易しい文体なので難しいこともなく、分かりやすく相場の勉強ができますよ(*^^*)
ただ、どちらもお手頃価格の本ではないので、まずはどちらか1冊を買ってみるといいかと思います。
初心者からレベルアップしたいなら少し踏み込んだ内容の本がオススメ
今回はオススメ本として中級者向けの本をご紹介しました。
わたしもそうでしたが、いつまでも初心者本や攻略本を読んでいても上達はしません…。
どうしても同じような場面でつまづき、失敗を繰り返して壁を感じてしまうのです。
わたしもそれはどうしてかと考え続けましたが、現実のマーケットに対する基礎知識が圧倒的に足りてなかったのです。
もちろん、知識だけでは勝てません。
でも、これまで何となくでしかとらえられなかった重要指標後の為替の動きや政策金利との関係、通貨の癖のようなものが理論の裏付けがあることにより、確信へと導かれていることをこの本から感じました。
初心者のうちは、かんたんな手法本やネットの知識を得るだけでも大変だと思います。
でも慣れてきたら現実的な内容を少しでも頭に入れると、それまでとチャートの見方が全く違ってきます。
まりえ
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