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2019年の正月にドル/円が突然大幅下落するという現象が起こりました。
日本人トレーダーは休暇中でのんびり過ごしている最中。
驚いた人も多いでしょう。
日本時間の早朝は時折瞬間的な根飛びが起こり、近頃はこれを「フラッシュ・クラッシュ」と呼んでいます。
2019年1月3日の暴落
最近最もインパクトのあったものが、2019年1月3日の朝7時頃に起こったフラッシュ・クラッシュです。
1月3日のドル/円チャート
この日、108円台半ば→104円台までわずか5分で4円も下降。
たった5分で4円の暴落は驚異的です。
豪ドル/円の方が下降の仕方が深刻でした。
豪ドル/円は、76円台前半から71円台前半までおよそ5円の下降をしました。
フラクラが起こったのは1月3日の日本時間7時頃で、日本では正月中です。
お正月気分で朝寝坊していた人も多いでしょう。
ドル/円も豪ドル/円も、日本人に人気
なので、ポジションを持っていた人もずいぶん多かったことでしょう。
そんな中での急落ですので衝撃を受けた人も多いはずです。
国内FXで取引していた人の中には追証が発生してしまった人もいると言われています。
フラクラの原因
フラクラにはいくつかの条件が合致しているときに発生しやすいと言われています。
その条件の1つが流動性が低い時間帯です。
フラクラの原因を作っているのは「コンピューターによる高速自動取引」
ヘッジファンドはAIによる自動売買でトレードを仕掛け、そこに個人投資家のストップロスが起こり、そこへさらにAIが追随して売りをしていく、というような構図になります。
ロングポジションを持っている多くの個人投資家のストップロスが執行されると、売り注文が集中して相場の下降に拍車をかけます⏬
そこへ、ヘッジファンドのAIは順張りで追随して売りを入れていきます。
さらに相場が下降するので、今度は個人投資家の強制ロスカットが執行されます。すると、ますます相場が下降します。
強制ロスカット注文がある程度執行されると、今度は下げ止まります。
そして売りを仕掛けたトレーダーの利確が入ることで、今度は上昇し始めます。
AIは、今度は買い注文で追随するので往って来いで大きな利益を得るのです。
ここで泣くのはロングポジションを持っていた個人投資家です。
「魔女が出る時間」=朝の7時頃は流動性が低いので要注意
フラクラが起こりやすい時間帯は、為替市場の流動性が低くなる時間帯です。
24時間中、東京時間の朝7時、NY時間で言えば夕方5時からの1~2時間の間が最も流動性が低いです。
この時間帯は近年「Wiching Hour(魔女がでる時間)」と言われるようになってきており、世界中の投資家がフラクラを警戒しています。
日本の祝日が狙われやすい
フラクラは、日本の祝日の隙を狙っているとも言われます。
日本時間の早朝は流動性が低い時間帯ですが、祝日などで東京市場が休場になるときは更に流動性が低くなりますよね。
そのためヘッジファンドは、日本の祝日や連休中を狙ってフラクラを仕掛けているという噂があります。
実際2019年1月のフラクラは、日本の正月三が日に起こった
個人投資家のポジション状況は、ヘッジファンドに筒抜けだと言われています。
個人トレーダーのロングポジションが溜まってきたところで、東京市場が休場の早朝のタイミングを狙ってヘッジファンドがフラクラを起こしている可能性もあるので、連休中は気をつけて。
連休前は特にポジションを整理しておく
必ずしも日本の休日の日にフラクラが起こるとは限りませんが、連休前にはポジションを整理しておくことは大切です。
全てのポジションがロスカットに遭い、資金を溶かしてしまっては元も子もありません。
急落が起こっても生き残れる程度の安全性で資金管理をしておくようにしましょう。
ある程度のレバレッジをかけてトレードしているなら、連休でなくても夜寝る前までには安全なレバレッジまでポジション量を落としてその日を終えること習慣にしておくことをオススメします。
損切をキリの良い場所に置かない
ロスカット(損切)注文ですが、個人トレーダーはついつい109.00、108.50などキリの良い場所に置く傾向があります。
ヘッジファンドはそのような注文情報を握っているので、たくさん損切注文を置いているレートを目標に売りを浴びせて下降させようとします(><)
このようなやり方を「ミセスワタナベ狩り」と言います。
ミセスワタナベ狩りの餌食とならないようにロスカット注文はキリの良い数字ではなく、そこから少し離れた場所に置くようにしましょう。
借金を背負わないようゼロカットシステムの海外FXでトレードする
国内FXのデメリットは、追証により入金した金額以上の金額をFX業者に支払わなければならなくなってしまう可能性があることです。
強制ロスカット
FXでは、証拠金維持率がある一定レベルに達すると強制的にポジションを決済する仕組みがあります。
しかし、フラクラのような急な根飛びが起こると強制ロスカットのレートは飛んでしまいます。
そして、強制ロスカットよりもはるか下のレートでポジション決済されるということが起こるのです!
そしたら口座残高がマイナスになり、そのマイナス分を支払う必要が・・・。
ゼロカットシステムを採っている海外業者なら、マイナス分は業者が負担してくれる
FX会社が口座残高をマイナス→0にリセットするので、顧客が負う損失は入金分まで。
思わぬ借金を背負う不安なくトレードできるのは海外FXのみ。
なので、海外FXの口座開設を前向きに検討してみてくださいね。
海外のFX業者ならXMがオススメです^^
もちろんゼロカットシステムを導入してますよ。
フラッシュ・クラッシュはいつ襲ってくるか分からない!突然の急落に日々備えて
フラッシュ・クラッシュはまたいつ起こるか分かりません。
AIのアルゴリズムトレードが進化している今、むしろフラッシュ・クラッシュは増えていくのかもしれません。
- パソコンの前にいない時間帯は安全なレバレッジでポジションを管理する
- ボラティリティの大きすぎるマイナー通貨のポジションを不必要に持ちすぎない
- ロスカット注文を分かりやすいレートに置かない
また借金の可能性を排除するため、ゼロカットシステムの海外業者を選ぶのもオススメです。
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