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ドテンは上手に使えば相場の底と天井を拾うことができる可能性を持っている手法です。
ですが、ドテンしても全然稼げなかったり、思うように相場が反転してくれず困ったこと、ありますよね??
まりえ
わたしがそうですT_T
ここでは、ドテンの注意点やドテンが有効なケースをご紹介します。
ドテンとは
ドテンとは意味合いとしては「売り買い反対」という意味になります。
もう少し詳しく言うと、買い方から売り方へ(または売り方から買い方へ)ポジションをひっくり返すことです。
これは利食い・損切りのときでも同じように、すぐに反対ポジションを持つときはドテンと言います。
ちなみにドテンで失敗したときは「往復ビンタをくらう」ってよく言いますね。
これは、ポジションを損切してすぐに逆のポジションを持ったものの、それも損切になったケースを指します。
2連敗してしまうんですね( ; ; )
ドテンの注意点
ドテンは実はかなり難しいトレード手法です。
ドテンをするときには根拠のあるトレードを意識しなければなりません。
こちらはチャートにパラボリックSARというインジケーターを表示させています。
パラボリックの点が反転したらドテンします。
ドテンをトレードのシステム化にはしない
パラボリックのようなインジケーターを表示させてしまうと、ドテンのシグナルが現れますので機械的にドテンをしてしまいがち。
ところが、機械的にドテンを行うことによってダマシに遭ってしまうのです。
上のチャートの中心よりやや左あたりに大きなトレンドが発生
その後、パラボリックが反転していますが、点が2~4つくらいですとダマシの可能性があるので様子見。
5つ以上連続して点が連続していますので、買いポジションを決済して新規売りポジションを建てるのが普通です。
しかし、これはトレンド転換ではなく、単なる短い調整局面であったためにチャートはすぐに再び上昇しています。
この場合、損切してから買いポジションを持とうと思っても少しタイミングが遅れますよね。
またそのあとの緩やかな下降トレンド(チャート右側)でもパラボリックの反転がダマシに終わっている状態です。
しかも、短い下降局面と転換を続けているので、この局面で安易にドテンを行うと往復ビンタを食らう可能性があります。
このように、ドテンをシステム的にトレードすると失敗が起こりやすい。
ドテンが有効な時っていつ?
まりえ
それはレンジ相場です。
トレンド相場では先ほどの例のようにダマシに遭ったり、天井と底を見極めるのは非常に困難です。
しかし、レンジ相場であれば2つの抵抗線の間をチャートが行き来しますので、ドテンが有効に使えますよね。
水平線でもチャートのようにボリンジャーバンドでも良いので、抵抗線でドテンを行い繰り返していくだけです。
レンジが続く限りドテンを繰り返せば利益を積み上げられます。
ただし、レンジ相場はいずれは終了し、トレンドが発生します。
何も考えずにドテンだけを繰り返していると痛い目に遭いますよ。
必ず損切を入れること、トレンド発生の兆候を察知できるようにしておきましょう。
たとえばBBなら、トレンドスタートの直前にBBの幅が狭くなります。
これをスクウィーズと言います。
スクウィーズが起こったらその後、上下どちらかにエネルギーが放たれてトレンドが始まる可能性がありますので、早めにドテン売買を切り上げておいた方が良いでしょう。
初心者はドテンを行うとポジポジ病になりやすいので要注意
ドテンは特に初心者の人が注目しやすい手法でもあります。
初心者がドテンで失敗する原因
とにかくポジションを持っていたい、今すぐトレードしたい、という気持ちは初心者に起こりやすく、ポジポジ病と呼ばれます。
まりえ
ドテンは決済と新規のシグナルが同時に出るので、決済してから次のシグナルを待たなくて済みます。
なのでいつの間にかポジポジ病に。
通常はきちんとした根拠に基づいてトレードします。
ドテンを行うことで飛びつきのような状態になるので失敗が起こりやすいのです。
相場状況をしっかり判断してドテンを有効に活用しよう
ドテンはうまくいけば効率よく稼げますが、初心者にはかなり難しい手法でしょう。
ドテンを行うときにはあらかじめ上位足でトレンドの状況を確かめたり、反転しやすいポイントをチェックしておき、決して飛びつきトレードをしないように。
上手に活用すれば有利な戦略を立てられます。
相場経験を積んで得意なドテンパターンを見つけてみてはいかが?
\ドテンするならパラボリックを使ってみては?/