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まりえ
政府が国民の預貯金、財産を没収する預金封鎖は現代の日本ではあり得るのでしょうか。
現代の日本における預金封鎖の可能性について考えてみたいと思います。
預金封鎖ってなあに?
預金封鎖が実施されるケース
- 金融機関に破綻の噂が流れた場合にその銀行に預け入れをしている人が殺到してパニックになる可能性があるため、落ち着くまで一時的に引き出しを制限する
- 財政がハイパーインフレになるほどの破綻ギリギリになったときに、市場に行き渡る通貨を制限する
政府による預金封鎖のケース
新札発行で以前の通貨を無効化し、市場に出回っている貨幣を金融機関に回収させます。
まりえ
この方法は実際に終戦直後の日本で行われたことです。
また、現代でも世界で預金封鎖が行われることがあります。
- 2001年…アルゼンチン
- 2002年…ウルグアイ
- 2013年…キプロス
- 2021年…レバノン
日本では1946年に預金封鎖があった
日本では終戦後に戦後物資が足りていない状況でハイパーインフレが起こり、1946年に預金封鎖が行われました。
当時、第二次世界大戦の資金調達のため国債をむやみやたらに発行し、財政が悪化。
結果的に日本は敗戦し、国家には莫大な債務だけが残る形になりました。
預金封鎖の実行
政府は借金を返し財政を立て直すためとインフレを抑えるために、預金封鎖を実行します。
- 預金封鎖で預金の引き出し金額を制限
- 旧円から新円への切り替え
- 財産没収
預金封鎖で引き出しできる金額に制限をかけた。
世帯主で毎月300円(現在の貨幣価値で12万円)、世帯員は毎月100円までと金額が決められていました。
新円への切り替え
新紙幣を発行して、旧円を無効にすることで旧円の流通を差し止めました。
旧円は銀行でしか交換できなかったので、家に現金を隠している人や封鎖直前にお金を引き出した人を銀行に預け入れざるを得なくします。
そしてその翌日の休日から預金封鎖を実施。
その間に預金者の資産額を確認し、10万円を超える預金は「財産税」をかけました。
まりえ
預金の9割を没収されることを想像すると恐ろしいですよね。
これにより財閥は解体、資産家の多くが没落する結果となりました。
資産家はもちろんのこと一般市民の生活も非常に苦しくなりました。
2020年1月、預金封鎖の現実味が報道
現代日本で預金封鎖なんてあるわけない、と多くの国民が信じているのが現状。
でも「預金封鎖があるのではないか」という報道が、2020年から週刊誌を中心に度々報道されています。
「マイナンバーカードと預金口座が紐づけされることは政府による個人資産の監視である」との声が上がり、預金封鎖が行われるのではないか?という懸念が広がっています。
預金封鎖のためには、政府が国民の資産状況を把握しなければなりません。
マイナンバーはそのために作られたのではないかという疑問も持ち上がっているのです。
預金封鎖か?2024年にお札のデザインが変更
さらに噂を大きくしたのが2024年の新札発行です。
2019年4月9日の閣議後の記者会見で、麻生太郎財務相が1万円札、5千円札、千円札、500円硬貨のデザインを新しくすると発表しました。
新1万円札は渋沢栄一、5千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎となります。
ここで、思い出されるのが1946年の預金封鎖
当時、政府は新札発行をした翌日の休日に預金封鎖を行いました。
そうなると、2024年の新札発行日の週の土日が預金封鎖実施の日となるのではないか、との憶測が広がっているのです。
マイナンバーと銀行口座の紐づけ、新札発行、と預金封鎖を連想させる制度が立て続けに作られているため、そうは思いたくはありませんが、預金封鎖の可能性がゼロではないと言えます。
未来のことは誰にも分かりません。
可能性がゼロではない、ということを頭の隅に置きつつ、程々に備えておくのが良いでしょう。
【預金封鎖ウワサ】Twitterの反応
マイナンバーカードの普及率と預金口座への紐づけが80%以上になったら、いきなり預金封鎖、財産税徴収とかいうことがあるかも知れません。
超富裕層とかは資産の海外逃避とか始めてそう。 https://t.co/Eh2saxzvGK— 99%の下の方の一人です! (@SM1651) October 3, 2022
『預金封鎖』いよいよ始まりました。
日本も時間の問題です。皆さんは対策されていますか?
・出来るだけ現金を引き出す
・価値の上がる現物資産を買う
・実用性の高いものは早めに買う
・収入の柱を増やす etc…私はかなり前から対策をしてきました。
日本円の価値の下落も含め対策はお早めに! pic.twitter.com/rblprUKd9L
— 侍ケンスケことサムケン 目覚め系YouTuber (@samuraikensuke) September 3, 2022
あと2年後に、
ゆきっつぁんからえいいっつぁんに変わるじゃん。で、新札に変わるタイミングで預金封鎖が起きるって。
でみんな資産90%は税金として国に取られるとw
2年後に?ぜーったいないでしょw国が預金封鎖起こしたら国内で戦争起きるだけだし。
起きたら終わるし。ちゃんちゃんだし。 pic.twitter.com/2FDqF7yKfh— たくろー@低浮上 (@moa_moyu) September 14, 2022
このまま政府のやりたい放題にさせとくと増税+国際乱発で死金使ってまだ平気とたかを括っているとドカンと財産巻き上げられる戦後の混乱期再びに間違いなくなるんじゃない?
あの頃、預金封鎖通貨切り上げ財産没収で没落した上に判断力失ったところで詐欺師に残りを騙し取られた人が大勢いたんだよ🥺— 💙💛Maki po ca❤️ (@MakiYoshihara) September 29, 2022
このツイート見る前に、ある医師が預金封鎖の予感98%の話をしてた。個人的には日本でも預金封鎖は起こると思う。
理由①こういうネタは富裕層から順に降りてくる。
②値上げな世の中円安続き、これ以上の悪化を防ぐため必要な処置だと思う。
③戦後1度だけ預金封鎖は実際起きている。 https://t.co/S6KY0YOCoV— minminzemi55 (@minminzemi551) September 30, 2022
今年は残り3か月
2020年から始まった新型コロナ感染症も
未だ 出口は見えず
アホノミクスは
安倍元総理はその結末を見ずに亡くなり、
国民はその末路にいよいよ巻き込まれるロシアを見ても分かるように
国家権力はいざとなれば何でもできる
預金封鎖や外貨交換規制や財産税
選択枝はいくらでもある— JAPAN ART LINK (@JAPANARTLINK) September 30, 2022
もし、日本で預金封鎖が行われるとしても、そのタイミングでいきなり海外の銀行に資産を移すのはそう簡単ではありません。
そこで浮上するのが…
仮想通貨に資産を逃避させる方法
仮想通貨であるビットコインが世界的にメジャーとなったのが、2013年の欧州債務危機です。
デフォルトの可能性があったキプロスが預金封鎖による課税を実施した際、預金者は資金の逃避先をビットコインに選びました。
現在ハイパーインフレが有名なジンバブエも、街には仮想通貨対応のATMが多く設置してあり、市民は仮想通貨を普通に使っています。
このように国の通貨から資産が仮想通貨に逃げることを規制するために、中国では仮想通貨取引が禁止されています。
リスクも考えたうえで資産を移そう
まりえ
一方で仮想通貨は価格変動が激しいリスクの高い資産でもあり、世界各国での規制や取引所のトラブルなどで価格が急変することもあります。
仮想通貨に資産を移す必要が出た際には、そういったリスクを頭に入れてから利用しましょう。
\預金封鎖への防衛対策を詳しく書いています!/
万が一に備えて資産を分けよう!
預金封鎖の可能性は0という訳ではなく…。
金利が上がる、世界景気の不透明感の高まり、財政収支の悪化が今後預金封鎖の可能性が高まる要素ではありますが、危機が迫る前に万が一の場合に備えて対策をしてくと安心です。
- 仮想通貨に資産を持っておく
- 金や不動産などの現物資産の購入
- 海外に資金を移動させる
あなたの大切な将来がかかっています。
情報の取捨選択をしつつ、自身が取るべき道を選んでいきましょう。
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まりえ
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