XMのゼロカットについて詳しく解説してみました。

トレードを失敗して青ざめている女性

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

ゼロカットとは口座がマイナスになったときに投資家に追証を請求せずにマイナス分をFX会社が受け持って口座残高を0円にリセットしてくれる海外FXならではのサービスです。

もちろんXMも取り入れています。

ゼロカットシステムによりトレーダーは入金分だけの被害で済みます。

XMではマイナス残高はリセットされます。

XMでもゼロカットによりマイナス残高をリセットすることをアナウンスしていますし、実際に過去にもショック相場でXMが顧客の口座をリセットしてマイナス分を補填しています。

ここでは、XMをはじめとした海外FX会社のゼロカットシステムを解説していきます(*^^*)

国内FXだと入金額を超える損失が出る可能性も…!

FXでは基本的に強制ロスカットという仕組みがあるため、預けた証拠金以上のマイナスを被ることはありません。

国内FX会社の多くでは証拠金維持率が100~50%を割り込んだら、強制ロスカットでポジションはすべて決済されます。

ロスカットルールは各社によって違いがあります。

強制ロスカットになるから資金がゼロにならない?

だから大丈夫、安全と思うかもしれませんが、実はそうではないことも。

通常の為替相場であれば証拠金がロスカット基準額になれば強制決済となります。

ですが急テンポな値動きが起こっている場合、値が飛んでしまい、ロスカット注文が通らずに口座残高がマイナスになってしまうことがあります。

口座残高が0円を割ってしまうと、FX会社にマイナス分の一括入金を迫られます。

口座の証拠金のマイナス分を「ロスカット未収金」と呼ぶのですが、口座がマイナスになっている状況はトレーダーがFX会社に借金を負っているということ。

ネットで見かける「FXで借金」というキーワードはこれのことです。

国内FXは低レバレッジだから安全、と思っている人も多いのですが、残高のマイナスとレバレッジは全く関係ありません。

低レバレッジでもマイナス残高になる可能性はあります。

大丈夫だと思っていてもロスカット注文が通らないことは十分にあるんですよ。

ロスカット注文が通らなかったことにより思いもよらず借金を負ってしまうという可能性があるのです。

しかし、ゼロカットシステムのある海外FXの多くは0円以下になった分をFX会社が負担してくれるため、トレーダーがマイナス分の返済をしなくてもよくなっているのです。

もちろんXMでもゼロカットシステムがあるため、FXで借金まみれになるという不安は一切なくトレードを行うことができます(*^^*)

国内FX会社は、なぜゼロカットシステムを適用していないの?

国内FX会社でゼロカットシステムを導入している会社はありません。
理由は、証券会社が顧客の損失を補填することを法律で禁止されているからです。

これはもともと損失補填を事前に約束して証券会社がセールスを行うことを禁止する法律ですが、損失を補填した場合罰則を受けることになりますので、今後も国内FX会社がゼロカットシステムを行うことはないでしょう。

ゼロカットの仕組み

相場の急テンポな乱高下により、強制ロスカットが発動されずに口座残高が0円を割ったときに、マイナス分をFX会社が補填して口座残高を0円に戻してくれるシステムです。

ゼロカットの仕組み

 

(例)100万円の証拠金を口座に入金していた。

そこで為替相場が大暴落(または大暴騰)し、FX会社の強制ロスカットが間に合わず、口座残高がマイナス50万円になってしまいました。

 

ゼロカットシステムがないFX会社では、このマイナス50万円はFX会社が顧客に貸していることになり、一括返済を求められます。

 

一方、XMをはじめとするゼロカットのあるFX会社は、マイナス50万円はFX会社が後始末してくれ、顧客は入金した100万円が0円になっただけで済むのです。

 

ゼロカットシステムでは口座残高が-1万円でも-100万円でもFX会社がそのぶんを補填して0円にしてくれます。

つまり、どれだけ損失が出ても顧客が失うのは入金していた金額までとなります。

ゼロカットに回数の制限はない

ゼロカットには回数の制限がありません。
そのFX業者でトレードしている限り何回でもゼロカットは執行されます。

とはいえ、ゼロカットになるような事象はめったに起こりませんので、通常では強制ロスカットで終わるのが普通です。

XMはスイスフランショック時にもゼロカットで顧客のマイナス残高を補填

2015年1月15日に突然起きたユーロ/スイスフランの暴落、通称「スイスフランショック」は多くのとれーだーが追証に追い込まれましたが、このときもXMでは顧客のマイナスを補填しました。

こちらがスイスフランショック時のユーロ/スイスフランの日足チャートです。

スイスフランショック時のユーロ/スイスフランの日足チャート

チャートを見ると急落以前の値動きは長く横ばいの状態が続いていることが分かりますが、これがユーロ/スイスフランのスイスフランショック前の値動きの特徴で、ヨコヨコ相場と言われる大きな値動きのない大人しい通貨ペアでした。

それは、スイス中銀が介入を行っており、1ユーロ=1.2フランに近づくと介入が行われ、投資家たちもそれを知っていたので、1.20よりも下がることはほぼあり得ないと考え、1.97フランあたりにロスカットを置いてトレードしていました。

ですが、2015年1月15日にスイス中銀が介入に関して
「予算にも限りはあるし、ずっとは無理かも」
とアナウンスしたのです。

急にスイス中銀がギブアップ宣言をしたので市場にパニックが起こり、1.97フランのロスカットレートを飛び越えて急落、1.01フランあたりでようやく初めてロスカットが執行されるという事態が起こりました。

投資家は当然自分で指定した逆指値で決済、最悪強制ロスカットで済むと考えていた人がほとんどでした。

しかし、結果的に口座残高がマイナスになり、FX会社から追証を請求される事態になったのです。

その混乱のなかでも、XMではスイスフランショックでの顧客のマイナス分を自社の資金で補填しました。

こちらが当時XMがリリースしたスイスフランショックにゼロカットで対応したことを知らせるお知らせです。

XMはスイスフランショックにゼロカットで対応

出典:https://www.xmtrading.com/jp/important-notice-update-on-chf-3674

このニュースリリースからも分かる通り、XMはスイスフランショックでマイナスになった顧客の口座に関しては既にリセットを終えていること、そして将来的にもゼロカットシステムを継続していくことを宣言しています。

XMでゼロカットになるタイミング

XMでゼロカットにより口座がリセットされるタイミングはその時々によってバラバラです。

口座がマイナスになって数分足らずでリセットされることもあれば、3営業日ほどかかることもあります。

できるだけ早く口座をリセットしてほしいなら、口座に追加入金をするとそのタイミングでゼロカットされます。

もちろん、追加で入金したお金からマイナス残高が引かれることはないですよ(^o^)

ゼロカットの際のボーナスは相殺される

XMの魅力と言えば豊富なボーナスですね!

ですが口座がゼロカットされた際にはボーナスは相殺されると考えておきましょう。

ゼロカット時のボーナス取り扱いパターンを3パターン紹介
【例】残高が-20万円の口座に1万円追加入金してゼロカットした場合

で比較したいと思います。

ゼロカット時のボーナス取り扱いのパターンを3パターン

このように、ボーナスがある場合はボーナスからマイナス分を引かれ、ボーナスが足りていない場合でもボーナスがある分だけが引かれます。

ゼロカットはトレーダーを守るシステム

ゼロカットはトレーダーの大きな損失をFX会社が肩代わりしてくれる仕組みです。

XMがゼロカットを導入するワケは、顧客の損失を入金分までに制限することで早く相場に復帰してもらい、またXMで投資を始めてもらえばXMの売上も伸びるため、両者ともにWIN-WINになるから。

国内FXにはない安心なシステムでFXトレードできるのが、XMをはじめとした海外FXの強みでもあります。

あなたもXMに興味がわいたでしょうか?
ぜひ口座を開いてみませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA