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- いつかFXで脱サラしたい
- 稼げるようになってFXだけで生計を立てたい
と考えている方もいますよね。
まりえ
では、なぜFXで脱サラ失敗がつきものなのか。
いくつかのエピソードを交えながら考えていきたいと思います。
FXで脱サラ3つの失敗談
その1、勉強不足でした…。40代 Oさん
サラリーマン時代にFXで稼げるようになったので退職してFX専業になりました。
ところが、いきなり勝てなくなりました。
トレードの時間はたくさんあるのに、エントリーすると負ける。
他に収入がないので勝てないと焦るばかりでした。
今思えば兼業のときはたまたま勝ちやすい環境だっただけで、専業でできるほどどんなチャートの状態でもトレードできるほどスキルが身についていませんでしたし、トレードの知識も未熟でした。
その2、メンタルが弱かったし、もっと貯金してから専業になるべきでした。50代 Kさん
FXで一定期間連続して稼げていたので思い切って独立しました。
会社員時代と違い、一日中トレードできるのですが、これがよくありませんでした。
これまで夜しかトレードできなかったのですが、昼間にトレードすると全然うまくいきませんでした。
かといって夜トレードすると、日中の成績を引きずって勝てなくなるんです。
月によって全く勝てない月があったり、連敗するとメンタルがボロボロになりました。
大して貯金もなく専業になってしまったので追加入金して復活することもできませんでした。
もうちょっと貯金をしてから始めればよかったと思いました。
その3、1,000万円溶かしました。30代 Yさん
兼業で1,000万円稼いだので専業になりました。
でも、数ヶ月のうちにその1,000万円は、損失とロスカットで溶けてしまって…。
資産が全部なくなってしまい、仕事もなくなり、全てを失いました。
お金のことを考えると夜眠れなくなったりしてかなり追い込まれました。
バイトや在宅ワークなど少しでも他の収入がある状態にしておけば、少なくとも精神的には安定できたはずですよね。
FXで脱サラして稼ぎ続けられるのは一握り
まりえ
ましてや何年間も専業で勝ち続けられるトレーダーは稀。
相場環境は数年で大きく変わり、これまでのロジックが通用しなくなることはよくあります。
2006年頃からFXをスタートした人は「買えば勝てる」という状況が2007~2008年あたりから一変して、買い一辺倒だけでは勝てなくなったという経験を持ってますよね。
あることがきっかけとして相場環境が大きく変わり、それまでの手法が通用しなくなることは定期的に訪れます。
それでも勝てる人もいますが、ほとんどのトレーダーが退場していきます。
脱サラして専業になれるのは、とてもすごいことなのです!
【決める基準】脱サラ?それとも兼業のまま?
FX一本でいくか兼業のままか、悩む人もいるでしょう。
考え始めて早数年、という方もいるのかも。
どこで専業になるかは個人の考え方によります。
あくまでわたしの意見ですが、最低2年間は無収入でも生活できるだけの資金をトレード用資金とは別に貯めてからが安心だと思います。
それで、生活資金が底をついたら潔く兼業に戻る、など最初に決めてから脱サラすると精神的にも楽だと思います。
FXで脱サラで成功のため心がけること
すばり「準備と勉強」です。
【準備】十分な資金を用意しよう
口座資金と生活費、将来の貯蓄を貯めてから専業にならないと、何よりもメンタルに良くないです。
そして、「稼いだ資金はどうするのか?」も先に決めておきましょう
リスク資産にお金を入れておくのはなるべく短期間が良いというのは投資の基本中の基本です。
稼いだお金は安全資産に移動させますが、その移動先は?
普通預金?
それともFXのスワップ投資に回す?
その他…。
投資に身を置いている限り、常に勉強は欠かさずに
勝つための武器はたくさん持っているに越したことはないし、そのときの相場環境に合った武器を持っていなければ意味がありません。
いつまでも竹槍で戦える訳はないですよね。
戦い方は変わっていくので新しい武器を手に入れなければなりませんし、竹槍は何回か使ったら壊れます。
かといって、性能の良い拳銃を持っていても、全く練習していない人がいきなりシティーハンターばりに使いこなせるわけないですよねww
投資でも今の市場環境で勝てる手法を常に学びましょう。
使いこなせる手法は多いに越したことはありませんし、1つの手法を深く試してミスを減らしていくことも大切ですね。
そして、この研究は投資を続ける限り終わることはないのです。
冷静に着実な脱サラプランを!
FXでの脱サラについて考えてみました。
今の仕事を辞めたいとき、「早く専業になりたい!」と焦るかもしれません。
でも、しっかり準備しないと思わぬ失敗を招きます。
着実に資金とスキルを貯めて、虎視眈々と脱サラを狙っていきましょう。