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「トレードではなるべく損はしたくない」
「できればプラマイゼロで終わらせたい」
と思ったことは誰でもあるハズ。
でもそんな方法はあるのでしょうか。
結論から言えば「建値決済」を使ってプラマイゼロで終わるようにコントロールできます!
…が、プラマイゼロにこだわりすぎずに、損切も取り入れつつトレードしていくのが大切です^^
建値決済ってなあに?
これは、エントリーの価格で決済することを言います。
一般的には、利益が出てきたら損切の逆指値注文をエントリー価格にずらし、逆指値での損失を避けるやり方。
エントリー価格に逆指値を置くやり方は”建値ストップ”と呼ぶことも。
通常の損切と建値ストップの違い
【損切(ストップロス)】
上は通常の損切(ストップロス)です。
新規の買いよりも下のポイントにストップロスを入れます。
まりえ
【建値ストップ】
次に建値ストップを見ていきましょう。
新規買いをした後、ある程度上昇して利益が出た状態で、最初に置いたストップロスを新規買いをした位置までズラします。
これで後に下がってきても、プラマイゼロで逃げられますね!
少し上乗せして、建値ストップを置くのがコツ
全く同じ価格だとスプレッド分は損するし、相場状況によってはぴったりの価格で決済されない可能性も。
少しの損は許容できるなら新規注文と同じ価格に建値ストップを置いてもOKだけど、「絶対損したくない!」なら少し利益を上乗せた場所にズラして建値ストップを置きましょう。
建値決済ってデメリットはある?
プラマイゼロで逃げる方法をご紹介しましたが、もちろん、建値決済にもデメリットが。
まず、ストップロスを建値にズラすには、エントリーの後に含み益になった時点。
新規注文から含み益になるまで、チャートを監視していなければならない
基本的に建値決済は手動で注文をズラすので、注文後になかなか含み益にならない場合は難しい…。
損切注文をずらさずにそのままにしておけば利益になるケースも
建値決済したらプラマイゼロで終われますが、損切をズラさずに置いておけば損切の手前で反転して大きくトレンドが伸びた、という時もあるでしょう。
「あのとき、こうしておけば!」という気持ちが強く芽生える人も中にはいるので、このような感情になるなら損切注文はズラさない方が良いです。
MT4ならトレーリングストップを活用するのが賢い◎
まりえ
トレーリングストップってなあに?
あらかじめ設定した値幅の利益が出たら、稼働スタートです。
これなら最悪プラマイゼロで終わります。
そして、もしトレンドが伸びればストップ値が追随して上がっていくので、リスクを避けながらガッツリ利益も狙えるんです!
トレーリングストップのやり方をわかりやすく解説
トレーリングストップで気をつけたいこと
- 指定した値幅の利益が出た後で作動する
- MT4を稼働させていなければ機能しない
指定した値幅の利益が出た後で、初めて意味を持ちます。
ということは、その利益が出ていない時点ではトレーリングストップは機能していないワケですね。
まりえ
パソコンの電源を切ってしまうとトレール注文はできなくなります。
プラマイゼロにこだわりすぎない方が良い
FXでプラマイゼロで終わらせる方法をご紹介しました。
ポジションを持ったら建値決済の設定すらできないまま逆行して損切で終わることもありますし、それが続くスランプのような時期もあるでしょう。
そういう時にプラマイゼロにこだわると、逆に無理なポジションを取ってしまったりといつものトレードができなくなることも。
また、プラマイゼロで終わらせることにこだわりすぎて、持つべきでないポジションをずるずる長時間保有しているのは他のチャンスを逃すことにもなりかねません。
トレードが間違っていたと思ったら潔く損切をして、早めに撤退した方がトータルで稼げたりもします。
なので、「基本は損切、うまくいけば建値ストップでプラマイゼロで逃げる」と思ってトレードするくらいがちょうど良いでしょう◎