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まりえ
- 「押し目買いってそもそも何?」
- 「押し目だと思って買ったけどタイミングが違ったみたい」
そんなふうに思っている人って結構多いですよね。
そこで、トレードにおける押し目買い、戻り売りについて解説します!
「押し目買い」ってなあに?
まず、証券用語としての「押し目買い」について調べてみると、以下のようになります。
価格が上昇している局面で一時的に価格が下落しているタイミングを見計らって買う手法
また、「押し目を拾う」と呼ぶことも。
まりえ
これを「調整局面」と呼びますが、ココを狙って買いでエントリーです。
証券用語では逆張り手法の一種とされますが、順張りで有効な手法になります。
押し目買いならトレンドを見極めてのエントリーがしやすい
価格が反転してすぐに「トレンドが転換した!」思い込み、失敗した経験はありませんか??
価格が反転しただけではトレンド転換の兆候は見つけづらく、ダマシに遭うことも多くなってしまいます。
明確なトレンド発生が確認できてからエントリーしますが、今度はエントリータイミングが困難に。
ブレイクアウト
ブレイクアウトは押し目買いと比べ利幅が少ないため、比較的短期的なトレードに向いているエントリー方法だと言えます。
対して押し目買いは、上昇局面中でも安値を拾って買いを入れられます。
また、ベストなタイミングまでエントリーを待てる点もメリット。
デメリットとしてはエントリー後再び為替レートが上昇せずにそのまま下降トレンドに転換してしまう、ダマシが起こるという面です。
押し目のタイミングが分からない人向け|オススメの見つけ方とエントリーの仕方
まだ押し目のタイミングが掴めないなら、次のような手順で押し目を見つけてみましょう。
1.現在のトレンドを判断する
押し目、戻りがあるということはトレンド中だということ。
まずは現在上昇・下降トレンドのどちらなのかをチェックします。
横這いのときには押し目買い、戻り売りは使えませんので、見送りましょう。
トレンドの見つけるには、トレンドラインを引いたり、200日移動平均線を使ったりしましょう。
- 200日移動平均線の上にローソク足が表示されていたら上昇トレンド
- 下にローソク足が表示されていたら下降トレンド
2.トレンドラインを引く
押し目を見つけるには、これが1番シンプル。
上昇トレンドのサポートラインは、自ずと押し目と押し目を結ぶ形になりますよね!
トレンドラインにタッチしたところが押し目買いのポイントです。
また、トレンドラインを割り込んだ時点で上昇トレンドの終了を示唆しますので、トレンドの勢いを見るのにも役立ちますよ。
3.DMMAを使ってみる
押し目が視覚的に分かりやすいのが、DMMAというインジケーター。
DMMAには短期線(青)と長期線(ピンク)があります。
短期線と長期線の立ち位置でトレンド状態とエントリーポイントを探りましょう。
トレンド中には短期線が長期線に接近して再び離れていくという動きをします。
同時にローソク足が同じように長期線に接近して離れていく動きをしますので、短期線またはローソク足が長期線にタッチしたところを押し目と判断します。
DMMAはトレンドと押し目を分かりやすく見せてくれますので、押し目が見つけられないという人は取り入れてみると良いでしょう。
4.押し目から再び上昇し始めたらエントリーする
- 「押し目の場所は分かったけど、ダマシに遭うことが多い。」
- 「押し目だと思ってエントリーしたら負けが続いた」
そんなあなたは、タイミングを少し慎重にするだけで勝率がアップするはず。
押し目ですぐに買わずに、一旦調整局面で押して、その後再び上昇し始めたらエントリーします。
すると、ダマシに遭う確率を減らせますよ(๑>◡<๑)
押し目買いのデメリットは?
デメリットを理解すると、押し目買いで負けてしまう原因やトレードできないポイントも分かるようになります。
頭に入れておいてくださいね。
トレンドレスな相場では使えない
まりえ
そのため、トレンドがないときには使えません。
上にも書いたように、押し目買いをする前にまず、トレンドがどのように発生しているのかをチェックしてから押し目のポイントを待つことになります。
レンジ相場では「待ち」の状態になるので、トレードするなら別の戦略で。
「押し目待ちに押し目なし」
相場格言に「押し目待ちに押し目なし」というものがあります。
強いトレンド時は、押し目や戻りを待ってもチャンスはやってないというもの。
押し目買いをマスターしてトレンドに乗っかろう
押し目買いは相場への飛びつきを防ぎ、「待ち」をして安値を拾う方法です。
トレンド発生を見つけたとしても一旦待てば安値を拾えますし、順張りエントリーを確度の高いものにできます。
ぜひ押し目買いをトレードに取り入れて、大きな相場の波に乗ってくださいね⭐️