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まりえ
そして、リスクを上手くコントロールすれば大きく稼いでいくことができるのがFXの魅力ですね。
現時点での口座のリスクの状態を確認することができる指標が証拠金維持率です。
この数値が低くなり過ぎればロスカットになる恐れもあります。
なので、高い水準を維持するためにできる限り多く入金しておくと良いでしょう。
証拠金維持率とは
まりえ
この説明ではちょっと難しいですね。
証拠金維持率が高水準であれば、安全です。
もし証拠金維持率がある一定のレベルを割ると、追証やロスカットになるため、ポジション保有中は非常に重要なサインです。
そして、口座に入金している資金、ポジション量、含み損益で決まり、為替レートが変動すれば証拠金維持率も変わります。
証拠金維持率の計算はどうやるの?
証拠金維持率=(有効評価額÷必要証拠金)×100
※有効評価額=資産合計+評価損益
※必要証拠金=1lotあたり必要証拠金×lot数
これだけでは分かりにくいので実際に数字を当てはめて試算してみましょう。
例:証拠金5万円 、lot数1000通貨、1ドル=110円、最大レバレッジ25倍のとき
1ドル110円×1000通貨÷レバレッジ25倍
=110×1000÷25
=4400円
ということで、必要証拠金は4,400円です。
ちなみに国内FXなら、ほとんどの所が最大レバレッジ25倍ですので、計算式の数字も25にしましょう。
(レバレッジ10倍コースなどにしているケースでは、その口座の最大レバレッジで計算します。)
有効評価額5万円÷必要証拠金4,400円×100%=1136%
ということで、証拠金維持率が1136%となります。
証拠金維持率は為替レートの変動によって変動します。
例:もし、レートが1ドル=100円まで下がったら、証拠金維持率はどうなる?
=100×1000÷25
=4000円
証拠金5万円-含み損1万円=4万円
このようにレートが動けば証拠金維持率は変化します。
急激に相場が変化してから見ては遅い場合がありますので、トレード中は常に証拠金維持率をチェックしておくことが大切です。
また、エクセルに入力して管理しても良いので、上記の式をExcelに当てはめて管理表を作っても良いですし、どのFX業者もトレード口座に必ず証拠金維持率が記載されていますのでいつも見る癖をつけておきましょう。
証拠金維持率が100%まで下がったら追証の所が多い
まりえ
また、追証、ロスカット率はFX業者によって変わってきます。
なので、口座を開設している所のロスカット率はしっかりとチェックしておきましょうね。
業者により、追証、ロスカットの発動ルールは異なりますが、国内FXでは証拠金維持率が100%に達した時点でマージンコールの所が多い傾向。
経験上、証拠金維持率が100%まで来るとかなり危ない水準です。
急激な相場の場合は安全だと思っていた水準でトレードしていてもあっという間にマージンコール、ロスカットになることがあります。
なので、証拠金維持率は日常からチェックしておきましょうね。
安全なトレードができる証拠金維持率の目安
トレードスタイルにより証拠金維持率の安全な範囲も異なります。
一般的にトレード期間が長いほど証拠金維持率は高く維持する必要があります。
一方、期間が短いときは少しの逆行ですぐに損切りしていくので証拠金維持率が多少低くても良く、リスクを取ってトレードします。
まりえ
スキャルピングでもできれば300%くらいの水準は保った状態でトレードした方が良いです。
大切なのはあなたが精神的に落ち着いてトレードできる維持率でトレードすることが一番です。
証拠金維持率が表に書かれた水準よりも低いのはいけませんが、高い分には問題がありませんので、安心してトレードできる水準をキープできるように資金管理を行いましょう。
あなたのトレードスタイルに合った証拠金維持率を常に監視することが大切ですよ。
FXでは証拠金維持率をチェックして自分でリスクをコントロールする
FXではレバレッジ2倍でトレードすると決めたらそのレバレッジを設定できるわけではなく、その会社の最大レバレッジまでならいくらでもポジションを保有できてしまいます。
無理にポジション量を増やすことは最も証拠金維持率に影響していますので、口座資金に見合ったポジション量以上は持たないように。
証拠金維持率は上記で解説した計算式のほか、FX会社の口座残高の画面に表示されてるので、常に見るようにしてくださいね。