ドルコスト平均法の問題点とデメリット

ドルコスト平均法の問題点とデメリット

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株の長期投資で大勢が勧める『ドルコスト平均法』

投資に正解はないですが、

『インデックスファンドをドルコスト平均法で長期的に買い続けること』

が、投資の最適解だと言われています。

ドルコスト平均法のメリットや、ドルコスト平均法を勧める理由はたくさんあるけれど、もちろんデメリットもあります。

ドルコスト平均法ってどんな投資方法なの?

積み立て

まずはドルコスト平均法を改めて説明していきましょう。

これは『定期的に同じ金額ずつ買い続ける』方法であり、株式投資(特に長期投資)で人気です。

定期的に同じ金額ずつ買い続けることで、株の平均購入単価をおおよそ平均値に保つことができ、株の値動きのリスクを減らすことができます。

特に、米ドルで株を買い付ける米国株投資の場合は、為替のリスクも減らすことができるため、長期投資においては非常に強力な手法です。

ドルコスト平均法の問題点とは?

まりえ

株の長期投資では『最適解』ともいわれるドルコスト平均法ですが、問題点がないわけではありません。

平均点しか出せない:幸せは相対評価である

良くも悪くも『平均点』しか出せません。
株や為替の値動きのリスクを減らすため、リターンも小さくなります。

また、人間が感じる幸福は『相対評価』で決まることが分かっており、たとえ投資でリターンを手にしたとしても、平均点では幸せを感じることは難しいです。

例:あなたも、あなたの友人もドルコスト平均法で米国株を買っているとしたら…

円を手のひらにのせているところ

数十年後、あなた達は共に、数千万円の資産を手に入れます。

あなたもお金持ちになるけれど、あなたの友人も、その友人も、全員裕福です。

これでは『差』がつきませんよね。
繰り返しますが、人の幸福度は相対評価で決まります。

たとえあなたが町一番のお金持ちになっても、隣町から大金持ちが引っ越してくれば、あなたは幸せを感じる事ができません。

『平均点』を狙う投資手法

リターンが安定している分、他者よりも早くお金持ちになりたいという願いを叶えることは難しいでしょう。

お金持ちになるのに時間がかかる

24時間

ドルコスト平均法が力を発揮するのは、長期投資です。
すぐに効果は出ません。

短期的には、ドルコスト平均法よりも、『裁量取引(自分のタイミングで買う)』の方が、利益が出る可能性すらあります。

ドルコスト平均法は、『ゆっくり確実に』資産を膨らませるものであり、早く資産を築くことはできません。

つまらない、面白くない

ドルコスト平均法の最大のデメリットは、『退屈』です。

まりえ

「インデックス・ファンドの父」ともよばれる、偉大な投資家ジョン・C・ボーグルは、『退屈こそ最強の投資である』と言っています。

まさに最強の投資ですが、とにかく退屈です。

投資先と買付タイミングを決めたら、あとは何もすることがありません。
むしろ、『なにもしてはダメ』。

手数料の分だけ、動けば動くほど利益は減ります。
とにかく退屈でつまらない。
これが最大のデメリットです。

目的に応じた投資をしよう!

まずは投資の目的をはっきりとさせましょう。

  • 若いうちにお金持ちになりたい?
  • チャートをみてデイトレードがしたい?
  • 株やFXで成功したい?
  • 毎月5万円のお小遣いが欲しい?
上記の質問にひとつでもチェックがついた人は、ドルコスト平均法は向いていません

ドルコスト平均法は、20年後、30年後に安心して暮らすための資産を蓄えるための投資であり、今すぐお金を手に入れる投資手法ではありません。

大勢が紹介している手法だけれど、それがあなたの合っているかどうかは本人しか分からず…。

長期的な目線で、確実に資産を築きたいという人には、ドルコスト平均法がオススメですが、早く稼ぎたいという人は、ドルコスト平均法は合わないでしょう。

早くお金持ちになりたければXM一択

まりえ

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目的に応じた手法を選択しましょう。

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