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まりえ
SNSではレバナスを運用する人を「レバナス民」と呼び、Twitterなどでレバナスに関する情報が飛び交っています。
このレバナス、他のインデックスファンドとはどこが異なるのでしょうか?
ここでは、
- レバナスは、どんな投資信託なのか
- 注意すべき点
などについてご紹介します!
レバナスってなあに?
これは「楽天レバレッジNASDAQ-100」という投資信託のこと。
設定日が2021年11月と割と最近ですよね。
それなのに、もうこんなに話題になっているという驚き!
似ている商品に「iFreeレバレッジNASDAQ-100」(大和アセットマネジメント)があります。
こちらは2018年10月が設定日です。
チャートは他の投資信託と同じく、Yahoo!ファイナンスなどで見れます。
レバレッジ型投資信託である
例えば日経225の2倍の値動きを目標とする商品なら、指数の終値が2%UPしたときはプラス4%、逆に2%Downした日はマイナス4%となります。
まりえ
成長著しいハイテク企業を含めた投資信託
レバナスは時価総額の大きいハイテク企業を多く組み込んだNASDAQ-100指数と対比し、その値動きのおおよそ2倍程度になることを目指して運用を行うETFファンドです。
NASDAQにはアップルやマイクロソフト、アマゾンなど、ハイテク・ITといった高成長が見込める銘柄があまた上場しています。
魅力的な企業が多く存在するNASDAQ-100指数の2倍を目指すことから、指数が上昇し続けていれば高いリターンが期待できます。
NASDAQ-100指数ってなあに?
NASDAQ-100指数とは?
NASDAQに上場するおよそ3,000銘柄のうち、金融関連を削ったベスト100銘柄の時価総額加重平均したもの。
アメリカ以外の企業も入っていて、資本、時価総額、利益、キャッシュフローの採用基準のうち1つでも満たせば赤字経営だとしても指数の対象となります。
まりえ
NASDAQ-100指数の主な構成銘柄
- アップル
- マイクロソフト
- アルファベット
- アマゾン
- テスラ
- メタ(旧Facebook)
- エヌビディア
レバナスのメリットって?
今後も成長が期待できるセクター
主にテクノロジーセクターで構成されているので、高い成長が見込めます。
GAFAを象徴とするテクノロジー企業の台頭にあります。
このようなプラットフォーマーと呼ばれる企業は「21世紀の石油」とも言われているデータの蓄積、ネットワーク効果(参加者が多いほど価値が高まり更なる参加者をそのネットワークに呼び込む現象)、盤石なキャッシュフローを背景に開発への投資、実力のあるスタートアップ企業の買収・出資を積極的に行っています。
実際、NASDAQ-100指数のファンダメンタルズはリーマンショック後でもグッと回復を見せました。
- 利益:+21%
- 収益:+13%
- 配当額:+26%
このように成長著しいセクター指数のインデックス投信であるため、上昇を見込めます。
画像出典:モーニングスター
大きなリターンを期待できる
レバナスでは上記でご紹介したNASDAQ-100指数の2倍の利益を目指してレバレッジをかけて運用しています。
高いパフォーマンスのNASDAQ-100指数に、さらにレバレッジを掛けるので、さらに大きな利益を望めそうですね。
レバナスにデメリットはあるの?
ハイリスクである
1番のデメリットは、リスクの高さです。
レバレッジを加えて運用しているので、下がるときにはレバレッジをかけていない投資信託よりも被害が大きくなります。
もしNASDAQ-100が暴落すれば、基準値が大きく下がり元本割れする場合も。
レバレッジを掛けていない投資信託は値動き以上の損失は出ないけれど、レバナスは値動き以上の損失を背負うケースもあるので気をつけましょう。
保有コストが高い
レバレッジ型投資信託のデメリットは、手数料が高いことでしょう。
大和アセットマネジメントのNASDAQ-100指数投資信託と比べてみる
- iFreeレバレッジNASDAQ-100(レバレッジ型)の信託報酬…0.99%
- iFreeNEXT NASDAQ-100インデックス(インデックス型)の信託報酬…0.495%
- レバナスの信託報酬…0.77%
まりえ
特に長期間保有を考えているならば、この信託報酬もバカになりません。
レバナスはガチホには向かない
レバレッジをかけた金融商品は、基本的に短期運用向きです。
金融庁はレバレッジ型に注意喚起しているし、東京証券取引所もレバレッジ型のETFを高リスク商品とみなして規制強化の方針を示しています。
参考:金融庁公式サイト
参考:日本取引所グループ公式サイト
なのであまり長期投資にこだわらずに、リスクを管理しながら保有することをオススメします。