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相場の勉強をしていて「もち合い相場」「もち合いチャート」という言葉を聞いたこと、ありますか?
もち合い相場=レンジ相場です。
横ばいの値動きの状態を意味します。
- トレンド相場
- もち合い相場
保ち合い相場は全相場のおよそ7割を占めるとされます。
一般的に保ち合い相場はトレードを見送り、トレンドが起こるのを待ってトレードをするのが基本。
でも、保ち合い相場でも利益を上げることができたらチャンスが広がりますよね!
まりえ
もちあい相場とは
もち合い相場って?
ほぼ横ばいで動いている相場状況のこと。
上値と下値の各抵抗線の間での動きがある程度継続することがあります。
もち合いのパターンにはボックスや三角保ち合いがあります。
相場格言「保ち合い放れにつけ」
この格言は、相場が長めに揉み合った後、均衡状態が崩れて上下のどちらかに進んだ場合は、そこから新しいトレンドが生まれることが多くある、ということ。
なので、そのバランスが崩れたら、その向きに従う「順張り」が良い、という意味です。
ボックス相場(レンジ相場)
一定の価格帯で推移している相場状況です。
四角い箱の中に入っているような形状になるため、ボックス相場と呼ばれます(またはレンジ相場)。
買い勢力と売り勢力が均衡しており、相場の先行きを決定づける材料の乏しいときに起こりやすい形です。
レンジ相場はキレイに真横に推移していくこともありますが、緩やかに上昇したり下降しながらレンジを形成していく場合もあります。
三角保ち合い
レンジの値幅の範囲が段々と狭くなり、上値抵抗線と下値抵抗線が三角形のような形状になることから三角保ち合いと呼ばれます。
三角形の先端に近づくにつれて売買が均衡していき、保ち合い放れでは上下どちらかに大きく動くことがあります。
三角保ち合いには左右対称の形状になることも。
上向きの三角形のアセンディングトライアングル、下向きの三角形のディセンディングトライアングルなども現れることがあります。
レンジブレイクでのエントリー
レンジ相場はいずれ終焉を迎え、トレンド相場へと移行
レンジブレイクの基本的な形が上の図です。
例えば上方にブレイクしようとするとき、レンジ内の安値が切り上がることがあります。
レンジ内で売り勢力が弱まり、トレンドの前兆となる動きが始まっているため、このような形になります。
レンジブレイクの実践
①の時点で切り上げを確かめたらブレイクを待ちます。
②ブレイクしたら一時的にレジスタンスラインに戻っていく傾向があります。
レジスタンスラインを跳ね返したことをチェックしてエントリーします。
レンジブレイクしたからといってすぐに飛びつかないようにしましょう。
まりえ
レンジ相場(ボックス相場)ではボリンジャーバンドを活用
レンジ相場ではボリンジャーバンドが使い勝手が良いですよ。
ボリンジャーバンドの、ローソク足が「±1σ」の幅に収まる確率が約68%、「±2σ」の間に収まる確率が約95%という特性を利用して逆張りのカウンタートレンド戦略を取ります。
①チャート上にボリンジャーバンドの±1σ、±2σ、±3σを表示
バンド幅が一定になっていることを確認しましょう。
急激にバンド幅が広がっていたり、徐々に狭まっているときはトレンド発生の兆候がありますので見送りします。
②ボリンジャーバンド±2σに到達し、折り返したことを確認してエントリー
2σにタッチしただけの段階でエントリーしてしまうとダマシに遭いやすくなります。
なので、ラインにタッチ後、移動平均線へと折り返していくことを確かめたら、エントリーします。
エントリーするラインを±3σにするルールでも構いません。
③こんなときは様子見
ローソク足が±2σに到達せず±1σ付近で折り返す場面が増えてきたり、移動平均線で押し戻されてくるようであれば、レンジ相場の継続性が疑われます。
一度様子見した方が良いでしょう。
保ち合い相場は逆張り戦略でトレードする
保ち合い相場の形状や保ち合い相場のトレード手法を解説しました。
保ち合い相場の中でも特にレンジ相場の場合、一定の値幅でローソク足が行き来します。
抵抗線やボリンジャーバンドに跳ね返されるように価格が行き来するので、逆張り戦略でトレードすると効果的です。
ただし、レンジ内では売買の勢力が攻防している状態。
このバランスが崩れるとトレンド発生となります。
まりえ
また、しっかりと損切り注文を入れてトレードすることが大切ですよ。