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まりえ
とお悩みですか?
ここではMT4の年間取引報告書の出力方法とその見方をお伝えします。
そもそも年間取引報告書とは
年間取引報告書はいつ必要になる?
ずばり確定申告です。
確定申告の際に年間取引報告書の内容をもとに申告を行います。
ところで確定申告で注意したいのは、国内FXの収益と海外FXの収益では課税方法が異なる点です。
まりえ
MT4での年間取引報告書の出力ってどうするの?
MT4を立ち上げ、口座にログインしましょう。
チャート下のターミナルウィンドウで「口座履歴」タブを選びます。
ターミナルウィンドウ上で右クリックをし、「期間のカスタム設定」をクリックします。
期間を指定します。
確定申告の場合、前年の1月1日~12月31日を指定します。
指定した期間の取引履歴が表示されますので再び右クリックして「レポートの保存」をクリックします。
「名前を付けて保存」ウィンドウが立ち上がります。
任意で名前と保存先を変えて「保存」します。
これで報告書のDLは完了です。
アイコンをクリックするとブラウザで見れます。
年間取引報告書の見方
全て英語なので初めはウッとなるかもしれませんが、難しいことは書かれていないので見る場所さえ覚えておけば大丈夫です。
1番上に口座番号と名前、口座通貨とレバレッジがあります。
報告書を使用するときには口座番号を必ず確認してから中身を見るようにしてください。
MT4の年間取引報告書は4つのブロックで構成
①Closed Transactions(完了した取引)
入出金の明細と決済まで完了した取引が表示されます。
②Open Trades(保有中ポジション)
現在保有中のポジション一覧です。
③Working Orders(未約定注文)
現在注文中でまだ約定していない注文の一覧です。
④Summary
口座の詳細。
残高や有効証拠金、確定損益、含み損益などが書かれています。
年間取引報告書の中では1番重要なところ。
Deposit/Withdrawal(入出金)
入出金額の合計
Credit Facility(クレジット)
付与されたボーナスクレジット
Closed Trade P/L(確定損益)
確定損益の合計
Floating P/L(含み損益)
保有中ポジションの含み損益
Margin(必要証拠金)
現在保有ポジションの必要証拠金
Balance(口座残高)
この口座の口座残高(含み損益を含まない口座残高)
Equity(有効証拠金)
この口座の有効証拠金(含み損益を含む口座残高)
Free Margin(余剰証拠金)
この口座の余剰証拠金
MT4の年間取引報告書(海外FX)の確定申告での記入の仕方
確定申告で使うのは「Closed Trade P/L」の金額だけです(他の収入、経費などは別。ここでは海外FXの申告書類の記入場所のみ解説)。
海外FXの収入を記載する場所は「雑所得」の「その他」
緑色の「入力する」ボタン→入力ページに移るので、必要事項を埋めていきます。
種目は「その他」を選びましょう。
すると入力欄が表れるので、「証拠金取引」と入力します。
海外FXは業務ではないので「いいえ」を選択します。
収入金額欄にMT4の年間取引報告書の「Closed Trade P/L」の金額を入力してください。
もし、経費があるなら必要経費を入力します。
源泉徴収税額は空欄で構いません。
次に海外FX業者の情報を入力します。
XMの場合は下の情報をコピペすればOK。
所得の生ずる場所
F20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles
(文字数が多くエラーになるので「Eden Island, Seychelles」でOK)
報酬などの支払者の氏名・名称
Tradexfin Limited.
ここまで入力したら「入力内容の確認」をクリックします。
内容を確認したら「別の雑(その他)所得を入力する」で画面を閉じればOKです。
MT4の年間取引報告書で見る箇所はほんのわずかでしたね。
確定申告も落ち着いて入力していけば難しいことはありませんので、ゆっくり入力していってください。
英語だけど慣れれば難しくない!
MT4の年間取引報告書について解説しました。
英語表記でしかも白黒なので国内FX業者の年間取引報告書とは大きく違い、見にくいと感じた方もいるでしょう。
これで確定申告書類を書くのか…とうんざりしちゃったかもしれません。
でも見るべき箇所は決まっていますし、順を追って記入していけば全くハードではありませんよ。
まりえ