MT4チャートに文字を書く方法って？「テキスト」と「テキストラベル」の使い分け方も解説。

MT4ではチャート上に文字を入力ができますよー！

文字の挿入ができれば、チャート上にメモやコメントを書き込めて、相場分析がこれまで以上にやりやすくなります。

「テキスト」と「テキストラベル」の違いと使い分け方

テキストとテキストラベルの違い

MT4に書き込める文字には「テキスト」と「テキストラベル」があります。
名前が似ていますよねww

どちらも同じ！？…ではありません！

これを使い分けられると、チャートも使いやすくなりますよ！

テキストは時間が進むにつれてだんだん左に移動していくけれど、テキストラベルは画面の同じ箇所に表示し続けます。

もう少し詳しく説明すると、テキストラベルはチャートの特定の場所にコメントを貼り付けられるので、時間が経ってもそのコメントした箇所に留まって一緒に、左へと流れていきます。

右上に表示されているのが「テキストラベル」です。
このチャートではオレンジと赤紫色で2つのテキストラベルを表示しています。

一方、チャート上のピンクの文字が「テキスト」です。

これだけでは、使い分け方は分かりにくいと思うので、次にそれぞれの使い方を見ていきましょう。

テキストの使い方

テキストは、そのチャートの場所にペタッと貼り付けることができます（動かない）。

シグナルと考えているチャートパターンができ上がったら「ヘッド&ショルダーズ形成」などという風に書き込んだり、目標レートに到達した旨を記載するのに役立ちます。

そのときの感想や実際にエントリーした時の記録など、一言コメントを記載するのもオススメです。

テキストラベルの使い方

テキストラベルは、チャートの同じ場所に表示され続けます（移動する）。
チャートの名前やどのような意味を持つチャートか、トレード環境やトレードルールなどを記載するのに◎。

目標や今日の重要指標など予定を書いても良いでしょう。

テキストを表示する方法

まずは「テキスト」をMT4のチャート上に表示する方法から見ていきましょう！

手順1

挿入タブから「テキスト」を選びます。

手順2

テキストを表示させたい箇所をクリックすると、textウィンドウが開きます。

テキスト欄に表示させたい文言を入力しましょう。

手順3

フォント欄でフォント、文字の大きさ、文字の色を変えられます。

手順4

OKをクリックするとテキストが表示されているはずです。

テキストを編集したい場合、ダブルクリックでテキストを選択し、右クリックを。
メニューが表示されます。

Textプロパティを選ぶとTextウィンドウが開き編集できます。

テキストを移動させたいときは、ダブルクリックでテキストを選択した状態でドラッグアンドドロップすれば好きな箇所に移動できます。

テキストラベルを表示する方法

手順1

挿入タブから「テキストラベル」を選択しましょう。

手順2

テキストラベルを表示させたい箇所をクリックするとLabelウィンドウが開きます。

テキスト欄に表示させたい文言を入力します。

手順3

フォント欄でフォント、文字の大きさ、文字の色を変えられます。

手順4

OKをクリックするとテキストラベルが表示されているはずです。

テキストラベルを編集したいときは、テキストラベルをダブルクリックで選択し、右クリックでメニューを表示させます。

Labelプロパティを選択するとLabelウィンドウが開き編集できます。

テキストラベルを移動したいなら、テキストラベルをダブルクリックで選択し、ドラッグ＆ドロップで自由に移動できます。

ショートカットコマンドからも挿入できる

テキスト、テキストラベルはショートカットコマンドからも挿入できます。
「A」がテキスト、「T」がテキストラベルです。

どちらかを選択した後、好きな箇所でクリックすると入力画面が出てきます。

テキスト・テキストラベルを削除する方法

テキスト、テキストラベルを削除したいときは、削除したいテキスト（テキストラベル）をダブルクリックで選択し、右クリックでメニューへ。

「削除」を選択すればテキスト（テキストラベル）を消せますよ。

文字化けしたなら

フォントによっては文字化けすることも(>_<)

基本的にゴシックや明朝、メイリオであれば文字化けしないので、フォントを変えみてください。

フォント変更のやり方は上でもご紹介したけれど、テキストをダブルクリックして、表示される画面から任意のフォントを選んでOKボタンをクリックします。

縦書きになった場合

横書きのテキストは、前に＠マークがついていないフォントから選びましょう。

MT4チャートにテキストを挿入して相場分析をさらに便利に

MT4のチャートにテキスト、テキストラベルを挿入する方法や、活用方法をご紹介しました。

チャート分析のコメントに使用したり、分析や勉強の際のメモとして使ったり、トレードルールを表示したりと活用法はさまざまです。