FXのポジションサイジングの計算はどうするの?

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ポジションサイジング」は、トレードする建玉量を決定することを言います。
口座の資金に対してポジションは大きすぎても小さすぎてもダメ。

まりえ

しかるべきポジション量でトレードをするためにはポジションサイジングが必須です。

>>さっそくポジションサイジングの計算式をチェックする

FXのポジションサイジングとは

FXでは各FX業者に最低取引量、最大取引量と取引通貨単位を決めており、その範囲であれば自由に取引量を決めてトレードをすることができます。

好きなように取引量を決めてやっていると陥りがちな状況
  • コツコツドカンをやってしまう
  • 小さく勝ち、小さく負けるのサイクルが続く

FXではテクニカル分析やファンダメンタルズ分析の予測精度を進化させることにウエイトを置きがち。

けれども、実際に資産を運用しておく上で大切なのは予測の精度を上げる事よりも予想通りに動いたときにどれだけ収益を伸ばし、予想が外れたときにどれだけ損失を小さく留められるかということ。

ラリー・ウィリアムズが言う所の「価値を最大限に、負けを最小限にする」

これは実にさまざまなテクニックがあり、ポジションサイジングもその1つ。

まりえ

コツコツドカンもポジションをホールドし続けられずに小さくしかトレードできないことも非常に良く分かります。
わたしも損小利小を繰り返してしまう人の1人でしたから。

慎重にトレードできることはいいことですが、今後大きなミスを減らしながらトレードの成績を上げていくならポジションサイジングを見直してみると良いです。

安定的で効率的に資金を増やすために学ぶべきこと
  • 口座に入金した資金に対してのポジション量はどれくらいまでか
  • 資金に対して最適なポジション量はどれくらいなのか

ポジションは大きすぎても小さすぎてもいけない

資金に対して最適なポジション量でないのはよくある間違いで、最適なポジション量でないがために相場で大きく負けるということが起こります。

まず、資金に対してポジション量が大きすぎる場合、一度で大きなダメージを受けてしまいます。

一度資金を激減させると、元の水準まで戻すまでに相当な時間を要します。

相場では復活できないほどの資金を減らしてしまうのが一番良くないこと
損切りはもちろんですが、ポジション量を適正に保たないと、相場から退場してしまいますよ。

反対に、資金に対して小さすぎるポジション量でトレードする場合はどうでしょうか。
リスクを抑えてポジション量が小さい分にはいいんじゃないの?と思ういますか?

しかし、これもダメ。
資金が全然増えていきません。

資産を増やすのに長期間必要というのはとても重大な問題。
リスクある市場に無駄に長い時間あなたの大切な資産をさらしておくという危険な状態が続くということです。

資産を危険な市場に長い間置いておくリスクを避けるためにも適切なポジションで適切な期間で目標を達成すべきです。

ポジション量を決めてみましょう

ポジションサイジングを決める3つの要素

①資金

資金とは口座に入金している金額のことを指します。
口座資金は保有できるポジション量を決める重要な要素ですが、コントロールしにくい部分です。

ポジションサイジングを算出する際に必要になる要素として覚えておいてください。

②1回のトレードで許容できるリスク

1回のトレードで許容できるリスクとは。資金に対していくらまでの損失を受け入れられるか、ということです。

損失許容額はパーセンテージで示すのが一般的で、何%まで損失を許せるかを決めます。

投資においては2%ルールといって「1度のトレードにおける許容リスクは資金の2%まで」がオーソドックスな考え方。

しかし、最初から許容リスクを2%にするのは初心者にとっては痛手となりますので、最初は1%から始めて様子を見て2%まで引き上げていくのがおすすめです。

③損切り幅

損切り幅はエントリーした価格から損切りまでの差を言います。
ここでつまづく人もいるかもしれません。

損切り幅を決めていなかったり、損切りもテクニカル分析を基にした裁量で行っているため、毎回違う損切り幅になっているケースです。

もちろん、損切りを決めるには人によってルールが違いますし、しくじったと判断したら早めに損切りしてしまう方が正解です。

なので毎回同じpips数で損切りということは現実的にはさほどないでしょう。

ですが、いつも負ける額が異なり、損失が上下するのはダメ。
多少の誤差はあっても損切り幅の目安があなた自身で分かっていないと思ってもみない損害に…。

あなたの中で損切り幅の目安や、これ以上の損失はダメ!というラインは決めておきましょう。

そうは言っても損切り幅を決めるのは難しく、トレードで失敗しながら損切り幅を覚えていくのは時間もコストもかかります。

そこで、一般的な損切りの物差しをご紹介します。
トレード手法ごとの損切り幅の目安は以下です。
トレード手法ごとの損切り幅の目安これはあくまでも参考となる値ですので、あなた自身にフィットした損切り額を決めるようにしてください。

これら3つの要素をもとにポジションサイジングを計算していきます。

ポジションサイジングを計算する方法

ポジションサイジングの計算式
取引量=資金×1回のトレードの許容損失率(%)÷損切り幅

具体的な例で当てはめてみましょう。

まりえ

資金100万円で受け入れられる損失額が資金の1%、損切りを0.5円(50pips)に置いた場合
1,000,000×0.01÷0.5=20,000
となりますのでポジションサイズは20,000通貨ですね。

脱初心者!ならポジションサイジングで効率の良いトレードを

ポジションサイジングは、適切なポジション量で安定的かつ効率的に資産を増やすルール。

長年FXをやっているけど、口座資金が減りもしないが増えもしない、という状況は結果的にいつか大損するパターンになってしまいます。

わたしも損してないからいいや~なんて思ってそのままトレードをして何度も痛い目を見ました。

FXトレードでは予測がいかに的中するかよりも口座の資産をいかにコントロールするかが非常に大切。
脱初心者を目指すならまずはポジションサイジングを前進させましょう。

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