増し玉(ピラミッティング)で利益を最大化しよう

増し玉

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増し玉はエントリーした方向に価格が動いた場合、ポジションを買い増していく方法。
「ピラミッディング」とも言われ世界的にもメジャーな手法。

増し玉は世界中のプロの投資家は普通に行っている手法ですが、個人投資家の中で使いこなしている人はあまりいません。

「増し玉で勝率をは高まるか」というと、結論から言えば増し玉は勝率を高める方法ではありません。
むしろ、勝率は下がります。

勝率は下がるものの、勝ったときの利益を増やすという方法になります。

相場ではいかにポジションの利益を伸ばすかが大切。

いくら勝率が高くてもコツコツドカンだと、近いうちに資金が0になってしまうからです。

まりえ

実際、世界のプロトレーダーや稼いでいる投資家は増し玉手法を使って利益を伸ばしています。

この記事では増し玉の手法をご紹介して、利益につながるポジショニング方法をご紹介します。

増し玉のメリット

増し玉では勝率は下がり、損切も増えます。

一見損な手法のようですよね??

でもトレンドの波に乗れたときガッツリ利益を獲れるので、かなり攻撃的なトレード手法

FXは1回ごとのトレードよりも、トータルで勝つことが大切。

勝率が低くなる代わりに、1回のトレード利益が増えることでお金を手っ取り早く膨らませていくんですね。

多くは勝率ばかりに目が行く

特に初心者のうちは1回の負けが尾を引いてしまい、なるべく負けないように損切を避けるようになります。

それがナンピンという方法で、ナンピンは勝率を高くする代わりに利益を犠牲にする方法です。

増し玉は分散エントリーにもできる

大きく稼げるというメリットの他、分散エントリーをすることでリスクを軽減もできます。

10lotを一括でポジショニングするのではなく、3lotずつ買い増したり、6lot、3lot、1lotと買い増していったりしてリスクを抑えることも可能です。

トレードの選択肢を2つに増やせる

初心者のうちはポジションを持っている当事者の状態になっていないとイメージしずらいかもしれませんね。

一括でポジションを持った場合、その後は相場の流れに身を任せるしかなくなります。

でも増し玉をしていたら、

  1. さらなる利益を狙えると予測して「増し玉する」
  2. これ以上伸びないだろうと予測して「利益確定する」

上の2つから選べるんですね。
心理的にもプラスになり、余裕が出てきます。

スケール・ダウン・ピラミッディング

スケールダウン・ピラミッディング

ピラミッディングの基本的な形がスケール・ダウン・ピラミッディングです。
これは初めのポジション量からロット数を絞って増し玉していきます。

一般的にはロット数を半分ずつ減らしながら買い増していきます。

例えば、20lot→10lot→5lot→2lot→1lotと買い増していき、その後はずっと1lotずつ買い増していきます。

まりえ

増し玉したいなら、まずはスケール・ダウン・ピラミッディングから挑戦するのがオススメ。

理由は、ピラミッディングの中で1番成功しやすいから。

イコール・ポジション・ピラミッディング

イコールポジション・ピラミッディング

同じlot数のポジションを増やしていく手法で、アメリカの投資家の中ではポピュラーな増し玉手法となります。

例えば5lotと決めたらずっと5lotずつ買い増していきます。

ピラミッディングではトレール注文を入れながらトレードしていきます。
次のポジションをとる際に、逆指値を最後に取ったポジションのすぐ下に置きます。

すべてのポジションの逆指値注文を同じ値に置くので、他は利確の指値ですよね。

すると相場が反転しても最後のエントリー注文のみが損切で、他はすべて利食いできます。

こちらはスケール・ダウンと比べ利益も損失も大きくなります。

まりえ

同じlotで買い増していくのでかんたんに思われがちですが、スケール・ダウン・ピラミッディングよりもリスクが大きいことを頭に入れておきましょう。

増し玉のタイミング

増し玉のタイミングですが、一定の値幅で行うのは現実的ではありません。
通常、トレンドの押し目を狙って増し玉をしていきます。

そのほか、水平線を引き、抵抗線となる場所で一旦抵抗にあったとしても再びトレンド方向に動くようであれば増し玉する、やり方も。

一定の値幅ではなく、チャートを見ながら増し玉のタイミングを見計らっていきましょう。

スイング、中長期トレードで威力を発揮する増し玉手法

増し玉(ピラミッディング)について解説してきました。
勝率そのものは下がる傾向がありますが、取れる利益はバツグン。

これまで消極的すぎるトレードでチキン利食いやコツコツドカンを繰り返してしまっているなら検討する価値はあるでしょう。

スキャルには向かないけれど・・・

ピラミッディングは残念ながらスキャルピングには向いていません。

何故かというとスキャルは大きなトレンドを狙うというよりも、小さな利益を積み重ねる手法だからです。

増し玉をしていると、瞬間で判断しなければならないスキャルピングではそれぞれのポジションの処理に時間がかかるため不利です。

スイングや中長期には相性◎

その代わり、スイングや中長期にはバツグンの力を発揮します。
お金の面を見ても、スイングで増し玉を行っていった方が戦略も立てやすいでしょう。

とはいえ、ある程度の資金がないと増し玉を行えないこと、損切をしくじれば大損になります。

世界で稼いでいるトレーダーも活用する増し玉を是非取り入れてみては??

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