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「キリ番」という言葉を聞いたことがありますか?
ラウンドナンバーまたはダブルオーとも呼ばれ、たくさんのトレーダーに意識されるポイントです。
まりえ
キリ番とは
FXではキリの良い数字のことを
- キリ番
- ラウンドナンバー
- ダブルオー
などと言います。
キリ番とは「キリの良いレート」のこと。
ということは、110.23円や112.85円などはキリ番ではありませんね。
上のチャートはドル/円の日足チャートです。
キリ番となるレートでローソク足が反転したり、もみ合いになりやすくなっていることが分かりますよね。
キリ番はなぜ意識されるの?
キリ番は、FXではトレーダーに心理的な影響を与えると言われています。
例えばドルを1ドル=118.35円で新規買いしたとしましょう。
さて、利確はいくらを想定しますか?
多くの人は、きっと119.00円や120.00円を思い浮かべるのでは?
逆に、119.28円などといったキリの悪い数字はイメージしにくいことでしょう。
また、ニュース番組でも「ドルが131円台の高値を更新」といった原稿を読んでいるのを見たことがあるでしょう。
そしてこのニュースを見て「131円更新か。132円まで行くのかなー?」なんて思いませんか?
キリ番を意識したトレード手法
では実際に、キリ番を意識したトレードはどんな風にすれば良いのか見ていきます。
キリ番の手前で利確
キリ番では売買がせめぎ合い反発する可能性もあります。
なので、保有しているポジションをキリ番手前で利益確定するという方法です。
上のチャートでは125.00円と126.00円がキリ番となります。
キリ番では激しい攻防になったり、場合によってはキリ番の手前で反発する可能性も考えられるので、キリ番より少し手前のラインで利確してしまいます。
キリ番の突破を狙ってエントリー!
キリ番では反発することも多くあるけれど、そこを突破してトレンド継続となることもあり得ます。
トレンドについていく手法なので大きな利益を狙える見込みもあるけれど、エントリータイミングには十分な注意が必要です。
上のチャートでは124.00円をドル円がブレイクしています。
キリ番をブレイクして、トレンドが引き続いているので買い戦略でいきたいところ。
キリ番をはじめとした水平線の重要ポイントではこのようなチャートを描くことが多いので、覚えておきましょう!
キリ番トレードの注意点
テキトーなキリ番逆張りトレードは❌
キリ番では売買が交錯するポイント。
なのでトレードチャンスとなりやすい場所ではあるけれど、リスクも頭に入れておきましょう。
まりえ
特に「キリ番は反発しやすい」と安易に考えて逆張りトレードをしてはダメ。
もしキリ番を突破してトレンド継続となったら、重要ポイントを突破したことで勢いが付く傾向にあります。
この場合、逆張りは大きな損失になりかねません。
十分注意のうえ、必ずストップロスを置いて臨みましょう。
ストップ狩りに気をつけて!
キリ番トレードは分かりやすいレートなので初心者さんにとっても覚えやすい手法だけれどデメリットも。
機関投資家による「ストップ狩り」という手法があることは覚えておきましょう。
ストップ狩りってなあに?
個人投資家のストップロス注文(損切注文)を狙ってヘッジファンドなどの投機筋が相場を作為的に動かして損切注文を刈り取る振る舞いを指します。
個人トレーダーの多くは、損切注文を100.00円や110.00円などキリの良い数字、つまりキリ番に置いています。
なので投機筋は市場に大量の売り注文を出し、ストップ注文がたくさん入っていると思われるレートまで強引に価格を下げようとします。
まりえ
そこで最初に売りを浴びせたヘッジファンドが利益確定の買い注文を出す、というのがストップ狩りです。
狙われやすいキリ番
キリ番は結構な個人トレーダーがストップロスを置いているので、ストップ狩りに狙われやすいのです。
- キリ番を避けてストップロス注文を入れる
- ストップロス注文を全て同じ価格にせず、ポジションごとに複数に分ける
\さらに詳しいことはこちらをチェック/
キリ番を上手く活かしてトレードしましょう
まりえ
ただ価格の攻防が起こりやすいので、必ずしも思惑通りにはトレードできない点、投機筋に狙われやすいレートなのでストップロスを置く際には十分な注意が必要な点は留意しておきましょう◎。
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