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ティーズブレイクはだましの一種。
特にブレイクが空振りに終わったとき「ティーズブレイク」と限定して呼ぶことがあります。
結論から言えば、ティーズブレイクもだましの1つと考えてトレードしても全く問題ありません。
まりえ
ティーズブレイク後の本当のブレイクを早く察知できるようになるので、知っておいて損はありません。
ここでは“ティーズブレイクとだまし”について解説します。
ティーズブレイクってなあに?
ティーズブレイクとは「早すぎるブレイク」などと呼びます。
ビルトアップがあった後にブレイクしますが、失敗して戻ってきます。
ブレイク失敗の原因は、ビルトアップが不十分であった、ビルドアップした場所が重要ポイントから離れていたなどさまざま。
ですが要は、トレンドラインのブレイクには条件が出揃っていなかった、ということです。
つまり早すぎたわけですから、ティーズブレイクの後にブレイクが成功して大きく伸びることも。
ティーズブレイクとだましの違い
ティーズブレイクとだましの違いは何でしょうか。
簡単に言ってしまえばどちらも「だまし」です。
ブレイクの失敗になりますのでどちらもだましだと思って問題ありません。
- だまし:高値(安値)を更新したが反転してしまい、トレンドにならなかった
- ティーズブレイク:トレンドラインをブレイクしたが反転してしまった
文字だけだと少し難しいので、チャートを見て考えてみましょう!
だまし
直近の高値または安値を更新したものの、反転して戻ってしまった場合を言います。
通常のだましの場合、次のティーズブレイクで見られるようなビルドアップが伴いません。
ビルドアップによる買い勢力が少ない状態で新高値を付けるため、すぐに反対勢力に戻されます。
ティーズブレイク
ティーズブレイクの場合、ビルドアップを伴います。
また、重要ポイントのトレンドライン(ここでは水平線)の下のサブ的な水平線をブレイクしたことが、ビルドアップと同じ意味合いを持つことがあります。
ビルドアップしながら、点線の水平線をブレイクしてますよね。
このような動きがよく見られるんです。
ティーズブレイクは結果的にブレイク出来ずに終わりますが、もう一度トレンドラインに挑戦して今度は本当のブレイクをし、大きなトレンドにつながることも。
この見極めはややこしいので、チャートをよーく観察してくださいね!
ティーズブレイクの「だましを回避する方法」
ティーズブレイクのだましを回避する方法というのはありません。
なので、どちらか判断するわけですが、そのためには相場経験が必要になります。
簡単なチェックポイントとしては
- ビルドアップがある
- ブレイクするトレンドライン・水平線が価格の重要ポイントである
このような条件があるとティーズブレイクの可能性があります。
ブレイクが失敗したとしてもラインの下でエネルギーを蓄えることができれば、再びラインにチャレンジする可能性があります。
つまりm重要ポイントのラインのすぐ近くで細かくローソク足が揉み合う動きを見せればラインを通常のブレイク、失敗したらティーズブレイクなんですね。
損切の場所を工夫することが大切
まりえ
この場合、損切の場所が近すぎるとうまくトレンド転換に乗れないことがあり、難しい点です。
しかし、損切を遠くすると損失が大きくなるリスクが高まります(>_<)
そこで取る方法は2つ。
- 割り切って損切で切られるのは想定内として近い損切値で徹底する
- ティーズブレイク後に思惑通りのブレイクを期待して損切値を遠くする
どちらを選ぶかは、各トレーダーの資金管理のルールとトレードスタイル次第となります。
自分のルールを決めて取り入れていけばOK
ティーズブレイクとだましに関しては、プライスアクションの中でもかなり上級者向けのテクニックです。
実際のトレードではローソク足だけでなく他のインジケーターを使ったり、大きな流れを見ながらトレードしていきます。
ティーズブレイクの形だけにこだわっていると、他のインジケーターのシグナルなど複数の情報が入ってきて頭が混乱してしまいます。
あまりこだわりすぎずに、少しずつローソク足の形状を覚えてトレードに取り入れていけばよいでしょう。
また、最初は損切ルールを変えずにトレードし、だんだんとティーズブレイクに合った損切ルールを作っていけばよいのではないでしょうか。
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