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上髭陰線は重要なテクニカル指標の1つです。
以前、上ヒゲ陽線について見ていきました。
なので今回は、上ヒゲ『陰』線の方を解説していこうと思います!
チャート上でもよく見られるこの形、その特徴はローソク足実体の上部に長いヒゲが伸びていることです。
本記事では、上髭陰線が何を意味するのか、見極め方、パターンの解説、相場への影響、そしてトレードに役立つ情報について説明していきます。
上髭陰線とは?その特徴と意味を解説
上髭陰線とはテクニカル分析の1つであり、ローソク足の形状の1つです。
ローソク足実体に比べてヒゲが長いですね。
この上髭陰線は、始値から上げていったものの下落。
結局は終値が始値より下がってしまうという形です。
上値が重い
ヒゲが長いほど弱気
実体が短いほど弱気
市場の強気の勢いが一時的に衰え始めたことを示しています。
この上髭陰線でつけた高値よりも上がりにくいと考えられます。
上ヒゲ陽線に比べて、さらに猛烈に上値を抑えられています。
ヒゲが長ければ長いほど、実体が小さければ小さいほど、売り圧力が強いので下がる確率も高まります。
このように上髭陰線が現れると、上昇から一転して下降へ転じる見込みもあるサインです。
そのため、トレーダーたちはこのパターンを利用して、売りのポジションを持つことが多いです。
ただ一服してまた上がっていくこともあるので、次の足以降の動きを気を付けて見守りましょう。
テクニカル分析の入門書にも必ずと言っていいほど取り上げられる上髭陰線。
市場のトレンド転換を見抜くヒントとして参考にしてください。
上髭陰線のパターンとは?さまざまな形の解説
では実際のチャートを見ていきましょう。
6つともドル円チャートの1時間足です。
こうして見てみると上髭陰線の後に下げている動きが多いですね。
でも100%下がるというわけでは無いので、あなたも過去チャートで上髭陰線の後はどのように動いているかチェックしてみてください!
上髭陰線が底値圏で現れたということは、「まだ下がる」と思っているトレーダーが多くいることを表します。
実際、売り圧力が強いわけですから、多くのトレーダーの思っている通り、まだ下がる可能性も大いにあります。
ただ長い上ヒゲになっているということは買っているトレーダーもいるということですから、下げ止まりも意識しつつ備えておくと良いでしょう。
天井が近そうだ、と利確が集まり、上値を抑えられている形です。
まとめ
上髭陰線は、強気相場の逆転を予兆するテクニカル指標です。
上髭陰線が現れると、価格が下落する傾向にあります。
また、上髭陰線を使ったトレード術としては、安値から購入するスタンスを取る方法があります。
上髭陰線を理解し、賢く活用することで市場を勝ち抜くことができます。
あなたも、ぜひ上影陽線を使ったトレード術をマスターして、有利な投資を行ってみてください!