XMのVPS評判や設定の仕方、利用条件について詳しく解説

VPSの仕組み

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VPSって何の略だか知っていますか?
実は、「バーチャル・プライベート・サーバー」のことなんです!

FXトレードを中心として利用するレンタル仮想サーバー

まりえ

XMではEAを使った自動売買できますが、EAを稼働させるにはPCの電源を入れたままにしなくてはいけません。

電源をオフにするとEAも稼働を停止してしまうんですね。

24時間EAを動かし続けたいけれどPCの電源を入れっぱなしにできないとき、外部のサーバーにMT4を接続し動かせるVPSの出番となります。

そこで、XMの用意するVPSの利用方法やVPSを0円で使うための条件をご紹介します(*^^*)

VPSってなあに?

パソコンのネットワーク

VPSと聞くと頭が「???」になるかもしれませんね。

かんたんに言えば、自宅のパソコンにMT4をインストールしてXMのデータセンターに近い仮想サーバーを借り、そこにトレード環境を移して取引を行うというものです。

これまで日本の自分のパソコンにMT4をインストールしていたものをロンドンのVPS内にMT4をインストールし、自分のパソコンから遠隔操作でアクセスします。

まりえ

注文はVPSからXMのデータセンターに送信されるため、これまで自分のパソコンから注文していた時と比べて距離が近くなるので約定スピードが上がります。

VPSの仕組み

その他、VPSを使うことでEA稼働のためにパソコンの電源を入れっぱなしにする事もなくなり、電気代を節約できたり、落雷や停電のせいでPCの電源が落ちてEAが止まってしまった!なんてこともなくなります。

XMの提供しているVPSについて

XMの用意しているVPS会社名はBeeks

XMとの親和性の高さとXMのサーバーから1.5kmの近い場所から光ファイバーで接続されており、高速で注文を通せます。

利用料金は月額28ドルですが、条件を満たすと無料で使えます。

XMで無料でVPSを利用できる条件

  1. 5,000ドル以上の口座残高がある
  2. 1か月以内に往復5lot(50万通貨)以上の取引

5,000ドルというと日本円にして60万円程度になりますし、1か月に50万通貨となるとかなりの取引量ですよね。

これだけを見ると、VPSを無料で使うのはかなりハードルが高いことのように思えます(>_<)

でも、これはXMで保有している全口座で換算されるので、複数の口座でトレードしているケースではその分も計算に入れてくれます。

また月額28ドルかかるといっても、パソコンの電源をつけっぱなしにしないで済むことや海外の仮想サーバーからXMサーバーにアクセスするため、日本のサーバーを経由せずに済み、約定が早くなることなどから考えると決して高くないコストでしょう。

XMのVPSが世界中の投資家から評判が良いワケ

XMが提供するVPSサーバーを使ってトレードする最大のメリットは約定スピードの高速化です。
サーバーはロンドンのデータセンターにあります。

日本からの注文だと、どうしても遅延が起こる

日本の自分のパソコンからロンドンのXMに注文を出すと、

日本からリクエストを送信⏩ロンドンに行き、⏩レスポンスがロンドンから日本に帰ってくる

なので、どうしても距離的な遅延が起こります。

まりえ

NTTの資料によると、例えば日本とニューヨークのサーバー通信はおよそ200ミリ秒の遅延が起こるとされています!

ロンドンがある欧州はもっと遠くなるため、200ミリ秒~300ミリ秒以上の遅延が発生してしまうのです。

ネットワークの伝送遅延は距離に依存することが大きく、サーバーとの距離は約定力に少なからず影響を及ぼします。

遅延を解決してくれるのがVPSサーバー

まりえ

XMのVPSサーバーは、XMのデータセンターと同じロンドンにあり、その距離は1.5㎞しか離れていません。

そのため、日本からのアクセスに比べておよそ200ミリ秒早く約定できるということになります。

「いかに高速で注文が通るか_や「約定力」を重視するトレーダーは、XMのVPSを利用して約定スピードを速め、思い通りのタイミングと価格での注文を通しています。

XMのVPSのデメリット

【XMのVPS】料金面以外でのデメリット2つ
  • プランの変更ができない
  • 日本語対応が始まったばかり

プランの変更ができない

Beeksには3つのプランがあります。
そして決済方法は、月額払いと年払いの2つ。

でも、XMから契約できるのは1番下のブロンズプランのみとなり、支払いも月額払いしか選べません。

Beeksの料金プラン

もし上位プランが必要になったら、Beeksに直接契約をし直すことになります。

日本語対応が始まったばかり

以前までBeeksはホームページも完全に英語でした。
でも現在は日本語ホームページになっています。

とはいえ、XMほどの完全日本語サポートは期待しない方が良いでしょう。

問い合わせもメールのみ。
日本語で問い合わせはできるものの、急いでいるときは英語で問い合わせた方が早いでしょう。

XMのVPSの設定方法

手順1
XMの会員ページにログイン
このとき、料金を引き落とされても良い口座にログインしてください。
手順2
VPSをクリック
VPSをクリックします。XM口座のVPSクリック画面
手順3
VPSをリクエストする
XM口座IDが料金を引き落とされても良い口座IDか確認して、「VPSをリクエストする」をクリックします。VPSをリクエストする画面クリックすると料金がすぐに引き落とされます。
初回のみ日割りで計算され料金が引き落とされますが、その後は毎月月初に引き落とされます。
手順4
ファイルをダウンロード
メールアドレスにBeeksからメールが届いているので、メールを開き、Create RDP Fileをクリックして「Beekdfx.rdp」というファイルをダウンロードします。
手順5
パスワード
接続画面が表示されるので、メールに書かれてあったパスワードを打ち込み、次に新しいパスワードを決めます。
手順6
EAを稼働
ログインしたVPSのデスクトップのMT4に口座ログインをして、EAを稼働させます。VPS画面は閉じてしまってOKです。
VPSの画面を閉じるときは、MT4は動かしたままの状態にします。

VPSはXMでのFX投資を快適にするツール

XMの提供するVPSはXMのデータセンターからわずか1.5kmの位置にあるサーバーから取引を行うことができます。

なので、日本からの投資という距離的なビハインドを解消することができます(・∀・)

EAはもちろんのこと、裁量トレードでも約定スピードがUPするので、思い通りの価格での約定を期待できます!!

少し中級者向けのツールではありますが、EAを使ってトレードをした人、約定価格にこだわってトレードしたい人は導入してみると良いでしょう。

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