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FXでは顧客を守るシステムで「強制ロスカット」があります。
これは証拠金維持率がFX会社が定める一定の水準に到達したときに全ポジションを決済するモノ。
今回はXMのロスカットルールを解説しますね(*^^*)
XMの強制ロスカットレベルは証拠金維持率20%
証拠金維持率が20%に到達した時点で、ロスカットになります。
XMの強制ロスカットでは全てのポジションが一気に強制決済されるのではありません。
複数ポジションがある場合はなら、損失額がひどいモノから先に強制決済されます。
証拠金維持率の計算のやり方
自分の口座のポジションに対して証拠金がどれくらいの余力があるのかをチェックするために証拠金維持率を見ます。
どのFX業者でも口座残高と共にチェックできますので、常に気を配っておきましょう。
必要証拠金…ポジションを取るために必要な金額のこと
計算式に当てはめなくても簡単に求められるツールがXMの公式ホームページにありますので、是非1度使ってみてくださいね(・∀・)
XMの計算機はFXを学ぶタブの右下の「XMの計算ツール」をクリックし、証拠金計算ツールをクリックすると開きます。
入力する項目は5項目です。
あなたのXM口座の状況を入力します。
今回は口座の基本通貨は日本円ですのでJPY、通貨ペアはドル/円でUSDJPY、口座タイプはスタンダード口座で、保有ポジションのロット数は5lot、レバレッジは888倍で「計算する」ボタンをクリックしました。
価格は現在レートで自動に表示されますので入力しません。
結果、現在レートのドル/円5lotの必要証拠金額は59,765円と出ました。
ロスカットレベルの有効証拠金額の計算方法
XMのツールで必要証拠金が分かったら、ロスカットレベルを具体的に求めてみましょう。
単純に必要証拠金の20%がロスカットレベルとなりますので、
ロスカットレベルの有効証拠金額=必要証拠金×ロスカットレベル(%)
となります。
この式から先ほどの例では
59,765円×0.2=11,953円
がロスカットレベルとなります。
逆に言えば口座の評価額が11,953円まで下がらないように対策していけばポジションを失うことはないということです。
XMのマージンコールは証拠金維持率50%
マージンコール…証拠金維持率が一定の値に達した時に顧客にされるメッセージのこと
「強制ロスカットの値に接近しています」
という警告で、ロスカットアラートと呼んでいるFX会社も。
マージンコールの値は各社によって相違がありますが、XMは証拠金維持率50%です。
マージンコールがかかったら、強制ロスカットを防ぐために以下3つの手段を選びましょう。
XMでマージンコールされた際の対策
①と②はすべてのFX会社でも同様の対策ですが、③はXMならではの対策となります。
①ポジションを整理して減らす
マージンコール後の一番一般的な対策がポジションを整理することです。
証拠金維持率が下がった場合の対策として追加入金をする人も多いですよね。
でも追加入金をして結局損が広がってしまったという事も多く、よく考えずに追加入金でピンチを逃れようとするのは良い対策とは言えません。
ポジションを減らす場合はまずは含み損が大きいポジションから決済していくことです。
塩漬けポジションであってもある程度整理して安全なポジション数まで減らしましょう。
②証拠金を追加入金する
追加入金して維持率をアップやり方です。
ですが前項でも説明した通り、中途半端な金額を入金しても追加入金分ごと損失に変わってしまうことがあります。
なので入金する際には、これで現在の危険な状況から回避することができるのか十分に考えてから実行する必要があります。
③XMポイントを口座に入金する
XMポイント…XMロイヤルティプログラムの取引をすることでポイントが貯まっていくXMのポイント制度
貯めたXMポイントはボーナスとして口座に入金することができます。
つまり、手持ちのお金を使わずに口座にの証拠金維持率を上げることができるんです(^O^)
ただし、XMポイントで十分な追加入金ができるかというとこれまでの取引枚数によってポイント数が異なりますのでXMポイントが貯まっていることが前提となります。
XMのゼロカットシステムで顧客を守る仕組み
強制ロスカットは証拠金維持率20%の水準ですが、万が一強制ロスカットレベルの値を飛び越えるほどの大暴落(または大暴騰)の急激な相場になり口座がマイナスになった場合、XMがマイナス分を補填して口座残高を0円にリセットしてくれます。
ゼロカットシステムについては以下の記事に詳しく書いていますので、チェックしてみてくださいm(_ _)m
国内FXではマイナスとなった場合は顧客が一括払いでマイナス分をFX会社に返金しなければなりません。
しかしXMではマイナスはFX会社であるXMが被り、顧客には入金分以上のマイナスを負わせないという仕組みを敷いており、安心で信用の厚い取り組みを行っています。
ゼロカットになることは滅多になく、普通に強制ロスカットで終わりますが、実際にゼロカットになるような相場の急変がここ数年でも起こっていますので、このシステムがあるということはありがたいことです。
XMでハイレバ取引をするならロスカットレベルも理解しましょう。
XMのロスカットとマージンコールについて解説しました。
海外FXのハイレバトレードでは少額資金でトレードする場合、ロスカットレベルが高いとあっという間にロスカットされてしまいます。
海外FX会社でもロスカットレベルが100~80%の水準のところもあり、リスクを取るハイレバトレードではXMの20%が長く取引を続けられます。
とはいえ、ロスカットレベルが低いということは損失額が大きくなるというデメリットも隣り合わせになっています。
なので、常に自分の保有ポジションがいくらまでなら耐えられるのかをチェックしながら取引を行うことが大切です。