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トレーダーダッシュボードって知ってますか??
これはXMユーザーが保有しているFXの通貨ペア、CFD銘柄の未決済ポジションの売り買いの比率を示したものなんです。
トレードのとき、チャートを見て売買の判断をする人は多いですよね。
そんなときトレーダーダッシュボードが役立つんです!
トレーダーダッシュボードはXM公式サイトのトップページに掲載されている
公式サイトのトップページを下にスクロールしていくと表示されています。
まりえ
緑色のバーは買いポジション、赤色のバーは売りポジションです。
トレーダーダッシュボードはXMの顧客の未決済ポジションです。
市場のすべてのトレーダーのポジションを網羅しているわけではありません。
もちろん機関投資家のポジションも含まれません。
なので、トレードの材料にするには十分と言えるでしょう。
また、XMは最大888倍というハイレバレッジトレードを提供しています。
つまり、このユーザー傾向からスキャル〜スイング(数日~1週間程度)のポジション比率が多く、長期投資をしているトレーダーの動向はあまり反映されていない可能性があります。
XMダッシュボードの3つの取引例
1、売り買いの比率の多いほうに順張り
まずは、比率を順張りする方法です。
このポンド/円では売り需要が若干多い状態です。
チャートをチェックすると、下降トレンドとなっていることが分かりますので、順張りで売りましょう。
2、売り買いの比率の多いほうに逆張り
売買比率の需要が高いほうに順張りする方法もありますが、FXでは一般的に8割は負けています。
この統計を鑑みて需要の逆張りをする方法もあります。
こちらのユーロ/円では買いが67.3%、売りが32.7%で買いの方が需要が高いことが分かります。
そこで、チャートを確認してみたいと思います。
まりえ
この場面ではトレーダーダッシュボードの買い需要が高い状態を逆張りでトレードするという戦略が取れます。
3、比率が半々で方向感が分からない場合は見送り
もちろん、トレーダーダッシュボード、チャート両方を見て方向感が分からなければトレード見送りにするという戦略を取ることもできます。
このドル/円では売買の比率が半々くらいですよね。
チャートの下段にはRSIを表示させています。
このチャートでは下降トレンド中ですが、RSIが30%の水準に近づきつつあります。
30%を下回れば反転するかもしれませんし、調整として少し上昇した後、再び下降するかも。
つまり、判断には難しい局面であると言えます。
売りポジション保有中であればそろそろ手仕舞いの準備をしても良いのですが、新規ポジションを取るのは少し危険です。
トレーダーダッシュボードも売り買いが拮抗しているので、ここは様子見が◎。
チャートと併用して利用する
順張り、逆張り、見送りと3つのパターンを見てきましたね。
トレーダーダッシュボードの結果だけを信用せずに、必ずチャートを見て売買の判断をしましょう。
まりえ
ですので、チャートの参考の材料として売買の需要を見るという方法で活用し、トレーダーダッシュボード単体で気軽に判断しないようにしましょう。
トレーダーダッシュボードを継続して観察し、推移を見ていくことで傾向が分かってくる
トレーダーダッシュボードは15分おきに更新されます。
頻繫に観察していると売買需要の推移や値動きとの関係が見えてきます。
定期的に観察して値動きとの関係を探ってみると、投資家心理も意外と見えてくるかもしれません。
グラフを初めて見たときはピンと来ないことでしょう。
推移を継続観察することで値動きとの関係が見えてくるツールですので、頻繁に値動きを見比べてみるのがオススメ。
他の会社の顧客のポジション情報
XM以外にも顧客の未決済ポジションの情報を公開しているFX業者があります。
XMと国内業者のポジション比率を見比べてみるのも良いですし、自分が見やすい業者を見つけるのもおすすめです。
OANDAオーダーブック
世界的なブローカーOANDAの顧客の未決済ポジションと未約定注文のデータを閲覧できます。
通称「クソポジチェッカー」と呼ばれる有名なツール。
外為どっとコム 外為情報ナビ
まりえ
かなり視覚的で見やすく、他の通貨ペアも同時に閲覧できるのがメリット。
国内トレーダーの動向を調べるうえで役立つでしょう。
SBIFXトレード 通貨別新規売買比率
各通貨ペアの売買比率と通貨ごとの時間別売買比率を見れます。
トレーダーダッシュボードを有効に活用しよう
FXはゼロサムゲームであり、誰かが勝てば誰かが負けることになります。
また、市場参加者の8割が負けているという厳しい側面があります。
そこで、XMのトレーダーダッシュボードで個人トレーダーの動向を観察すると、有利な材料として使えるでしょう。
最初は眺めてもピンとこないでしょうが、見続けていくことで大衆心理がなんとなく見えてきます。
まりえ
損切りによって反転の波が大きくなると予測するなら自分は大衆と反対の動きをして大きく稼ぐ、など、シミュレーションできるようになってきます。
チャート分析の+αとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
\月間1000pips以上の利益は当たり前/